変わるアメリカ人の価値観
このブログは雑記ブログですが、アメリカ経済・アメリカ社会の今を知ることによって今後の投資活動や資産形成に役立てないかと思いながら、記事を書いています。
今回はギャラップの調査によるアメリカ人の価値観の変化についてです。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(以下ジャーナル紙)も同様の調査を行っていて、それぞれ見ていきたいと思います。なお、ギャラップ氏は直接の聞き取りによる調査を行っていますが、近年はジャーナル紙は聞き取り調査から、オンライン調査に重点を置いていること等に留意する必要がある、としています。精度としては、聞き取り調査の方が精度が高いと言われているからです。
①お金
2002年当時、アメリカ人の27%が人生においてお金は「非常に重要」だと答え、さらに40%が「極めて非常に重要」と答えていました。現在は「お金は非常に重要」と答えた人はは30%ですが、「非常に重要」と答えた人は49%で大幅に増加しています。したがって、ギャラップ社のデータで上位2つのカテゴリーを合わせると、過去20年間でお金を重要に思う人の数が合計67%から合計79%へと増え12%ポイント上昇しました。ウォール・ストリート・ジャーナル紙の調査でも同様の傾向が出ており、お金を重要視する人が増えたことが確認できます。
さらに詳しい調査結果をこちらのブログでまとめています。ご覧いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。↓↓↓↓