それからゆうやくんが来るか
皆で賭けてた。
でも毎週、練習試合で
たまに違う学校に行く事も多々あり
学校に来てたかもわからずに
私達の学校で練習試合がある度に
「あずさ〜今日、ゆうや来るといいね」って言われてた。
そしてクラスでは
あたしの居場所がなく…
全然楽しくない。
合唱コンクールもダサい曲。
こりゃ無理っしょって思ってたら
案の定、3クラス中3位。
歌う事が好きだったから
残念ではあるけど。
微妙な気持ち。
そしてある日…
また担任から
あたしと岡辺さんが呼び出された…
担任「あなた達に何があったのか。先生はちゃんと聞きたいの。だからお互いの気持ちを話して」
岡辺さん「うち、あんたが周りに岡辺さんのこと好き?って言ってたの知ってた。傷ついたんだよ。そんなことも知らねーだろ?」
あたしは…自分がした事が悪かったと今気付いた…
あたしは涙を流し
あたし「岡辺さんごめんなさい…」
と言うしかなかった。
岡辺さん「もう終わりにしよ。これでもうよくね?うちもあんたの事、悪く言うのやめるから」
あたし「ありがとう…」
担任「これでもう大丈夫だね」
今思うと担任は自分の責任になるのが嫌だったのか
それともただあたし達の事を本当に思い
向き合わせたかったのかはわからない。
あの頃は自分が精一杯苦しかったから。
でもこれで学校にも部活にも
専念出来るって思ったら楽になった。
そして全てが解決に向かおうとしたある日
保健室にあたしは行ってた。
するとゆりが来て
ゆり「中村何してんの?」
あたし「先生と話してただけだよ?」
ゆりは何か悩んでる様な顔してた。
あたし「ゆり?何かあったの?」
ゆり「中村。ごめんね。酷い事ばっか言って。中村のお陰で色々わかったんだ…」
あたし「別にもうそれはいいよ。でもどうしたの?」
ゆり「中村が周りに岡辺さんの事好き?って聞いてたのは知ってる。でも言えなくて。あすかにもともにも。うち…本当は岡辺のこと嫌いなんだ」
あたし「え…?えぇーー?!?!?!」
頭の中がぐちゃぐちゃ。
あんなに仲良くてみんなで一緒にお弁当食べて
あたしを除け者扱いして
笑って悪口を言ってたのに。
ん?ん?ん…ん?!
ゆり「中村。あずさってまた呼んでもいい?うち、これからあずさと一緒に弁当食べる。あのグループから抜ける」
あたし「ゆりは幼稚園から一緒だったから、下の名前で呼んで?でも、ちょっと待って。頭が追いつかない…」
ゆり「最初は楽しかった。クラスでみんなで弁当食べて。でもあずさの事、グループから外して悪いのはあずさだって思ってた。だからずっと悪口言ってた。でも岡辺はみんなを巻き込んで他の人の悪口を言う様になった。あんただけじゃない。真面目グループの子達の事。ただ虐めてないだけだよ。真面目グループ子達はそれはそれで慣れてるから大丈夫って感じで捉えてるみたいだけど。もううんざりなんだよ」
あたし「あたし以外にも悪口言ってた子達もいたの?真面目ちゃん達は知ってるけど…その子達の事も…?悪口なの?あたしと岡辺さんはちゃんと話し合いしたんだよ。終わったの。あたしは正直言うと…あんなに虐められてたのに最後に謝るのは何で自分なんだって今でも岡辺さんをまだ許せてないけど…」
ゆり「うち、あずさを守るよ。だから仲良くして。お願い!」
あたし「それは嬉しいから、よろしくね!」
そして、次の日からゆりとお弁当を一緒に食べる様になった。