夫が、くも膜下出血を発症してから寝たきりになり様々なサポートをしながらの在宅介護をしているわが家です。

最近は、腎瘻カテーテルの交換に3週間ごとに市立病院に通院しています。

腎瘻カテーテルの方に意識を向けすぎても他の症状を見過ごす危険があります。

最近のお父さん(夫)は、落ち着いていますが、たまに食事中に突然ぼっーとし始めて食べなくなります。

喉に詰まっても誤嚥してしまうので何とか口に入ったものを取り除こうとしますが、スプーンを使って取り除こうとすると拒否反応で口を閉じてしまいます。

ペースト状になっているとはいえ、吸引器を使って取り除こうとしますが、たまに詰まります。

少しずつ取り除きながら様子を見ます。


このところ急に気温が下がってきていたので早々冬眠が始まったのか?と思っていました。

肩をさすったり叩いて覚醒を試みますが反応が鈍い。

???


水曜日に往診があったので先生に聴いてみました。

てんかん発作の症状だと。(・.・*)


先生が帰られてからネットで調べてみたら

なるほど〜!!(◎-◎;)!!









こちらを参照⤵︎ ⤵︎




当てはまるわ〜〜!!(¯―¯💧)




色々な症状があります。

くも膜下出血を発症してから数ヵ月後にリハビリ病院に転院して、リハビリの最中にてんかん発作を発症。

あの時には、びっくりしました。(((;꒪ꈊ꒪;)))

だって、『リング』の貞子を見た人が亡くなった時の表情に似てるんだもん〜!(¯―¯٥) ՞ ՞ ՞

あの頃の発作は、この資料で言われている『強直間代発作』と言われている発作でした。

この発作は、在宅介護をし始めてから数年間続いていました。

水分不足の時にも発作が出やすくなっていました。


水分不足の時に発作が出やすくなっていたので、その予兆があるかなぁと顔色や全身を見ながらの介護でした。

そして、目の下あたりがピクピクしている時が水分不足かなぁと思い、当時通っていたデイケアの看護師さんやスタッフさんに伝えました。

水分は、ほんと、大事ですね。



でも、大きな発作なので随分救急車にお世話になりました。


頻繁に何度も救急にかかっていたので、当時の市立病院の主治医の先生から

『10分以上発作が続いたら救急車を呼んで来なさい。数分で収まるから様子を見てください。』って教えられました。

発作が起きる度に時計で何分かを見ながら、『お父さん〜大丈夫だよ〜』って声かけしました。






大きな発作は、薬の調整や全身管理をしながら段々と回避され、次に見られた症状が『複雑部分発作』の中の『口をもぐもぐさせる』が、始終ありました。



この症状は、しばらく続きましたが、知らない間に症状がなくなっていました。












そして、最近は、食事中に突然ぼっーとし始めて食べなくなります。

これも、てんかん発作の症状だと知りました。

『欠神発作』の症状に当てはまります。


主人の場合は、そのまま寝てしまうので、吸引器を使って口の中のものを取り除きます。

が、吸引している最中に覚醒すると

『なんで食べてるのに出すの〜!』という表情になり、口に残ったものを食べ始めます。

『食べるの?』って聞くと、ゆっくり頷く時もあります。

その時には、発作が起きた自覚が無いんだなぁと思い、そのまま食べられるだけ食べさせます。

(本人は、発作が起きた事が分かっていないので)


専門家の中では、賛否両論あるかもしれませんが。

経験したことが無い人でも賛否両論あるかもしれませんが。


『食べられる時に食べさせる!!』


間食も何もしない状態の介護なので『食べられる時に食べさせる』が、体力的なことを考えると在宅介護はマニュアルがあってないもの。

全ては自己責任!

これが、在宅介護をしている人の強さでもあり、思いやりでもあるのです。

医療は、医療費を取り、承諾書を取り責任を家族に請け負わせます。

『違うよ!』って言われるかもしれませんが、何も病気の事を詳しくない状態の時に緊急手術をする時に承諾書を記入。

後々まで(看取りまで)診る訳じゃないじゃん〜!



主人が倒れて直ぐの心境です。

人間の尊厳ってなんだろうなぁと考えた時期もあります。(今でもたまに考えます)




自分で食べられないのにって言う考え方をする人がいます。

が、病気を発症して面倒を見なきゃならない状況が来たら、今までの意識を変え、対処していかなきゃならない。

『手放しなさい』『離れなさい』の思考を植え付けて、それを鵜呑みにして実践している人は、魂の成長を自ら放棄したことになるんだよ。

こういう状態の人や関係者に光を与える為に、主人のような人が居たり、私のような介護者が居るんです。


ある人が『介護をしている人は観音力が授かる』と記事を読んで心が救われた想いがしました。

ちょっとした事で救われるんです。



ま〜、ちと脱線しましたが、こんなてんかん発作の症状があるという事を知ってください。

あなたの周りで突然発作が起きるかもしれませんから。



知らずには肩を叩いたり、大きな声をかけたりしちゃダメだって。(¯―¯💧)


どうすりゃいいんだよ〜って迷いますね。


10年以上も在宅介護をしていますが、色々な事があります。







医療は、表情や検査結果を見たりしますが、在宅介護は全身を見ながら『なんか?いつもと違う』という直感で判断していきます。




こんな感じで介護やってます。(˶ᵔᵕᵔ˶)