ここ三ヶ月くらい、心も体も、とても軽いです。
軽い
ふわふわ
どこにでも行けそう
体調が悪くなって、すっきりセンターに通い出したころは、とにかく動けなかった。
なにをするにも大変で
生きにくかった。
首肩がしんどいとか
気持ちが落ち込むとかだけじゃなくて
まず、水筒を持ち歩かなければならなかった。
自律神経の働きが悪くて唾液があまり出ないから、15分おきに水を飲む。
しかも冷たいのは飲みたくないから、ぬるま湯を。
けれど、カバンを持つことができなくて。
上着一枚すらも重かった。
肩が張った。
だから水筒や携帯電話をプラスチック製のキャリーバッグに入れて、できる限り自分で引っ張ったけど、10分もたずに母に運んでもらってた。
ヒールは論外
ぺたんこ靴
ブラジャーも論外
綿100%の小中学生とかがする布あてみたいなブラ
タイツも息苦しくて
綿100%のレギンス
髪がひっぱられると肩がこるから
シュシュでまとめるのが限界
電車はいつでも降りられるように
各駅停車のみ
教科書はすべて学校に置きっぱなしで、持つのはペン数本とルーズリーフ数枚
学校は毎日車で送り迎え
バスで15分くらいなのにね
すっきりセンターに通い出して五ヶ月、高三の五月、リュックを背負えるようになった。
高三の初夏、水筒の消費が減ってきた。
高三の夏休み、ハンドバッグで友だちに会えた。
大学一年生、電車で学校に行けた。
大学一年の夏、お付き合いで外食するとき冷たいものも飲めるようになった。
大学二年の春、ウェッジのヒールにハンドバッグで通学できた。眉毛とリップのみお化粧できるようになった。
大学二年の冬、ポリエステル製のスポーツブラをつけられるようになった。(ワイヤーは無いけどゴムで締まる)
大学三年の春、タイツを履けるようになった。
電磁波防御クロス入り帽子をかぶらなくても、高圧鉄塔の下を歩いて通れた。
そして、二泊三日の旅行ができた。
すごく楽
なにかをするときに制限がない
着たい服が着れる
行きたいところに行ける
それならば
生きたい、って思える
