キャンサーギフトなんぞいらーん
と捻くれていましたが
ありました
がん哲学カフェにちょくちょく参加させて頂いてますが
有り難い事に
教会が会場のカフェが多い
好奇心が旺盛なので向学と勉強のため
色々な教会に行ってみたい
といつも思いつつ
牧師が他の教会に行って果たして先方はどう感じるだろうか
といつも心配でした
例えるなら銭湯の番台さんがよその銭湯に行き、外観、脱衣所、風呂場、客の入り、客層や販売しているジュースの種類、番台さんの人となりを見てみるのと
ほぼ同じ
チェックというような意味とは少し違い
たとえ向学や勉強の為とはいえ
先方が純粋に受け入れてくれるかは分かりません
(教会は誰でも来られる所ですが牧師が訪問するとなると それなりの礼儀や筋は必要かと私は考えます)
しかーし!!
癌になった事で癌当事者として
正々堂々他の教会に行けるー!
教会のがんカフェに行っても自分の仕事や宗教はもちろん話さなくて良いし
むしろ話さないのが礼儀ですが
隠しているわけではなくても、言いたくない訳でもないけれど
自分の心が納得できます
教会の外観や入り口、構造や礼拝堂の雰囲気、椅子の種類や照明の具合、そこにおられる牧師と思われる方の佇まいや話し方(職業柄、誰が牧師さんかはすぐ分かります)
を顔は動かさず目玉だけキョロキョロして見たりして、、
いや、パッと見たら大体分かるんですが。
今までお邪魔したどの教会も素敵すぎて
「ここに住みたいわ」とか思っちゃいました
教会ってどこも同じだよ
と思うかもしれませんが、教会の歴史や伝統、教派によって礼拝堂の造り、椅子の配置、牧師が説教をする高壇の配置、高さ、幅が違うんです
そこには意味があってそういう造りになっているので、貴重な勉強の機会です
もちろんメインはカフェです!
そしてその教会の牧師さんと個人的に話すチャンスがあれば質問責め
話していると広いようで狭い世界なので大抵誰かと繋がっていたりして
牧師さんと笑ったりします
これは正にキャンサーギフトです
カフェの後に牧師さんに礼拝堂の椅子や台などの配置の意味を教えて頂きました
この教会の教派は私の教会の教派と源流が同じですが説明を聞いて
似ている所もあり感動しました
なんか今まで会ったことのない従兄弟に会ったみたいな
話すとどんどん繋がりが分かり
帰りたくなくなりました
快く迎えてくださった牧師さんやカフェの皆様にありがとうです