術後に出現した手指の関節痛(抗がん剤の副作用ではない)がいよいよ不自由になりました。

3つの病院に行くも
「何もない」「更年期」
更に
「命優先だから、その位は気にするな」
「骨転移でないから、気にするな」
と言う強者も現れました

痛い という実態と不自由という事実があるねん、、、

癌友さんの何人かも
関節痛あるある

と言っていたし

S病院の膠原病センターがいいよー
と友人が勧めて下さり
ヒミツの先生に紹介状書いて頂き
受診しました

膠原病センターのK先生、とっても丁寧に診察して下さいました

まず膠原病から疑い、違ったら次の病気を疑うがいます。もちろん更年期からという場合もありますしホルモン療法やステロイド治療する人もいますが癌になった人にはリスクが高いのでしないです。消去法でいきそれでも原因が分からない場合は、心苦しいけれど癌になった事による関節痛という事になります

と話されました。
癌になった人で関節痛を訴える人は結構いるそうです。(癌友さんの間ではあるあるでしたが数値や画像に表れないのでスルーされています)

私は手術や抗がん剤治療をし癌そのものは経過良好ですが
癌になった事自体で起きる症状や抗がん剤治療をした事で起きる症状の治療に忙しくなってしまいました

そういう事もありうる
と医師は最初に言わなかった
多分100人に1人起きるかわからない事は言わないのかも知れませんが
私がその1人に当たるかも知れないので
事前に説明して欲しかったです

関節痛くらいならまだしも心不全や脳梗塞に当たってしまった癌友さんもいて
「事前にその可能性言われなかった」
と一様に話していました

先生もそれらを説明したらきりが無いのだと思うし、言って不安だらけになる患者さんもいるだろうし、言うさじ加減は難しいのだと思います

ヒミツの先生やK先生と話して
「分かる先生は分かっている」
と思い、それだけでも痛みが減った気持ちになりました

病院の廊下でキャンサーペアレンツが制作した絵本の原画が展示されていました

この絵本は癌になり抗がん剤治療するママと子供の内容
「ママのバレッタ」
抗がん剤で脱毛しママのコレクションのバレッタが使えなくなる事
でもウイッグで色々なヘアスタイル楽しめたり
ママはママだ

というような内容のようでした

私は以前からこの絵本が女性特有の癌になった事を暗示している気がしていました
多分、実際に女性が罹患する癌の上位が女性特有のものだからだと思うのですが

私はすい臓なんだよね、、、
と得意のひねくれ全開で分析していました

原画と文章、解説を観て
おおいに反省

自分は違う とか
分かってくれない とか
そういう事で心を閉ざしたり、関係を絶ってしまうと ますます孤立してしまうなぁ
と思いました

でも抗がん剤で脱毛しなかったし、今は治療してないのでこの絵本をすぐ手元にという気持ちはありませんが
もし次に治療することがあるなら娘と読みたいな と思います