聖帝サウザーの毒霧祭り -9ページ目

聖帝サウザーの毒霧祭り

~毒霧を吐く如く、本音のみを綴る。炎上して祭りになってもどうぞどうぞ~

俺の親父はアル中で、俺が小1の時に離婚した。

 

全くと言っていいほど、良い思い出はなかったが、

 

一つだけ良い思い出があった。

 

 

 

正月に父方の爺さんの家に泊まりに行った時のことだが、

 

この爺さんはアル中とまではいかないがかなりの酒好きだった記憶がある。

 

この爺さん、普段は良いのだが酔うと人に絡んでくるたちの悪いタイプだった。

 

 

 

俺がまだ4、5歳くらいだっただろうか?

 

親戚一同集まって、大晦日の晩飯の席でのことだったと記憶するが、

 

俺が何かを食べようと鉢盛に箸をのばした時、

 

この爺さんが酔って俺をちゃかしてきた。

 

何と言われたかはもう覚えていないが、

 

それで俺は嫌な思いをして飯を食うのをやめた。

 

すると、今度はそのことでちゃかしてきて、

 

もう完全にいじけて、全く飯が食えない状態に陥った。

 

 

 

誰も助けてはくれなかった・・・。

 

おふくろでさえ・・・。

 

 

 

夜遅くになり、皆がもう寝始めた頃、

 

俺は猛烈に腹が減ってしょうがなくて悲しくなった。

 

すると突然、親父がお茶漬けだったかおにぎりだったかを持ってきて、

 

無言で俺に差し出した。

 

少しばかりのおかずもあった。

 

 

 

誰にも何にも俺は言っていないのに何故わかったんだろう?

 

あれだけは嬉しかったなぁ。。。