松明がゆらゆらと揺れ、奥から白い衣に身を
包み白い布を身に纏ったジミンが現れる
真ん中の舞台へと進み、一礼をしてから踊り
が始まった
とても優艶で、しなやかな身体の線………
白い布がまるでジミンの周りを飛び跳ねるか
の様に動き、見ている人全てを釘付けにした
裸足で、脚の指先までとても綺麗に見える
🐰
(ジミナ・・・・・)
ジョングクは瞬きすら忘れるほど、ジミンを
ずっと見ていた
🐿
「こんなに踊れるなんで思わなかった」
🐱
「小さい頃に舞踊を習いたいと言い出して
寝る間を惜しんで練習していました」
🐹
「僕はジミンを選んで良かったです
多才で、素晴らしい人です」
🐱
「ありがとうございます
ジョングクも何でも出来ると伺ってます
絵を描くのも好きだとか」
🐿
「ジョングクも僕が育てたようなものです
何でもこなせます」
🐱
「お似合いですね」
ジミンの舞が終わり、ジョングクの元へと
戻る………
🐥
「どうだった・・・?」
🐰
「・・・・・」
何も言わず、抱きしめた………
🐥
「ちょ、ちょっと、ジョングガ・・・
みんな・・・」
🐰
「見せたいんだ、僕の人だって示したいから
皆の前で抱きしめたいんだ・・・」
二人が抱き合う姿に、周りは笑顔になった
ビッヒ王国の人達は、ジミンが幸せになり
自分の事のように喜んでいた
そしてジョングクの人柄も、ハイブの人達が
ジミンを大切に思ってくれている事も、2人を
見ていると伝わってきた
🐰
「大好きだよ・・・」
🐥
「口づけは、ダメだよ・・・後で」
焦らされたジョングクの顔が可愛い
なんて幸せな時間だろうと酔いしれた
ジミンは披露が終わったので、お酒を飲み
始めた………
ユンギとソクジンは何の話をしているのか
意気投合し、物凄く仲良くなっていた
ジミンとジョングクもお互いのお酒を注ぎ
合い、少し酔ってきていた
🐥
「ジョングガも強いね・・・
そろそろ、眠くなってきちゃった」
🐰
「部屋へ戻ろうか」
腕を支えて、ユンギとソクジンに挨拶をして
部屋へと帰っていく
🐱
「では、僕達もそろそろお開きにしますか?」
🐹
「いや、もう少し飲みましょう・・・・・
僕もなかなかハイブでは酔いつぶれる事も
出来ないのでwwwww
付き合って下さいwwwww」
🐱
「なるほど・・・・・いいですよ、
お付き合いしましょう」
ユンギは思った、明日釣りに行けるのかな?
まぁ、ソクジンの好きにさせてあげよう
何ならもっと長い時間をこの場所で過ごして
くれてもいいのだからと………
🐹
「そりゃ、大変だよな王様は・・・
僕も、王様の傍にいる立場だからね」
急にそんな事を言い出した………
🐱
「そうですね、大変と言えば大変だけど
進むべき道を示していけば、おのずと
皆が付いてきてくれるから大丈夫です」
🐹
「無理せずに、たまには弱音をはいても
いいよ
このチームなら、どんな事でも支えて
いけるし、僕達なら出来る」
🐱
(チームに誰が入っているのかもわからない
けど・・・・・まぁいいかっ)
ソクジンの盃にお酒を注ぎながらユンギは
話した
🐱
「一緒にいれば、きっと上手くいきますね」
🐹
「そうだよ、そうだよ・・・・・」
バタっと横に倒れて、そのまま寝てしまう
🐱
(えーーーーー、ジンヒョン・・・・・)
とても気持ちの良さそうな寝息を立てて、
ソクジンは眠ってしまった
それを見ているのも今だけ………
ユンギの気持ちは複雑であった
*画像お借りしました
#BTS妄想中 #想ARMY