待つ事数分
先生が沢山の用紙を持って戻ってきた。

先生
「ひかげさん・・・大丈夫?ハッキリとした病名もわからず決断するのは酷だよね・・」


「でも自発呼吸が難しい可能性は・・・高いんですよね」

先生
「可能性としては高いかな・・・CTの結果  胸の骨がツリガネ式になってるし・・・」

ツリガネ式の意味はわからなかったが
胸の骨が小さい為  肺がちゃんと機能されない
少し前に先生が骨の病気で重症な子だと説明された症状が私の娘に該当した

そして可能性だが
CTによる
娘の病名はこれであろうと説明を受けた

「扁平椎異形成症 Torance型」
へんぺいつい いけいせいしょう

何万人に1人の確率・・
なので  症例もほぼ無く
先生も私への説明に困っていた気がした。

「手足だけかと思ったら胸まで小さいんですね・・・つい何故?って思ってしまいます。・・旦那とは20歳で結婚して10年子どもを作らずだったんです。それだけ私の中で命というものが とても重く  人としても・・・経済面でも余裕を持てる様になってから子どもって・・・なのでもし障害があったとしても命に問題がないなら共に頑張れるって思っていたので・・・なのに今中絶を考えないといけない状況がくるなんて」

そういうと

先生
「なんか・・・ごめんな・・」
そう言って先生は目頭をおさえた

その後
中期中絶の説明を受け
そのまま入院手続きの説明をしてもらい
書類を貰った。

先生
「連休の間旦那さんとゆっくり話して下さい。ほんまは旦那さんが側におられるのが1番ええんやけど・・・そうはいかんのんよね?また16日に電話しますね。もし入院されるなら17日14時に病院に来て下さい」

全ての話が終わり
病院を出る頃には日も暮れ
19時過ぎだった・・・

赤ちゃんの説明と
中期中絶をする場合の予定の紙を書いてもらい

その他に
中期中絶書、入院申込書など
もしもの時用にスムーズに入院出来るよう・・・もらって帰った・・・

私と赤ちゃんには時間がないから・・・

続きます。