義母が施設に入所した時の話


義母の施設入所が決まった時、義母にはそのことは伝えませんでした。


だから入所するその日まで義母はいつもの日常を送っていました。



本当ならちゃんと伝えて理解してもらって

納得してもらって

一緒に持っていくものを準備して

お家ともお別れして

って出来たら良かったんだろうけど



入所する事を説明することで

不穏になってしまったり

「絶対に行かない!」と連れて行くことが難しくなってしまったり

色々大変になってしまったら…

と考えると事前に説明する事ができませんでした。



必要な物を前もって施設に運び込んで

当日義母を連れていき

またその後も数日かけて必要な物を持っていきました。



当日はお出かけするよと義母を車に乗せて

施設まで行きました。



人と話すのが好きで

賑やかな事が好きな義母


施設についたら職員さんが

「あらー!義母さん待ってたわ」

とニコニコ慣れた感じで迎え入れてくれて

義母はすんなり建物に入っていきました。


しかし

軽く話をして

私達がそっと帰ろうとすると

それにすぐ気づいて


義母「じゃあまた来ますね」


と私達と一緒に帰ろうとする義母


すぐに職員さんが

職員「息子さんとお嫁さんは忘れ物を取りにいったらまた戻ってくるので、義母さんはこちらで一緒にお茶でも飲んで待ちましょうねウインク


と上手く誘導してくれて、私たちも


私&夫「すぐに戻って来るからまっててね!」



と伝えて帰ってきました。




結果




義母「嫁に騙された!」


と入所して数日は言っていたそうです真顔


持ち込んだスマホで知り合いに電話をかけて

「嫁に騙された」と言っていたそうな



しょうがない

だいたい、悪いことは全部嫁なのよね

いいことは実の子ども達で




んで、帰ろうと施設を脱走しようとしたり

落ち着かなかったり

色々あって

施設から「落ち着くまでは面会をやめときましょう」と提案あって


でも少ししたら

施設に馴染みましたニヤリ


今は施設が自分の居場所だと思っているみたいで

せっせとお仕事をして

毎日充実した日々を送っているみたいですニコニコ



なんだかんだありましたが

施設に馴染んでくれて

職員の方々にもよくしていただいて

入所できて良かったなと思います






 義母の施設は湯呑みは持ち込みでした

割れにくい湯呑み↓