寝台列車といえば、遥か遠い昔、新婚旅行の復路で悪天候のため飛行機が欠航になり、急遽乗った北斗星(今思えば、よく取れたなあ)。
これは人生で二度目の、そして最後の豪華寝台列車記録です
(眠れなくてしんどいから恐らくもう乗らないだろう…)
こんにちは
記憶が薄れないうちに書いておこうと思いつつ、時間だけが過ぎていく
今年の初めに行ったのに、気が付けばもうすぐ11月。
せめて。せめて年内には上げなければ
というわけで。
漸く重い腰を上げました。
ななつ星in九州
写真にざっと説明だけ付けた簡単旅行記
宜しければお付き合いくださいませ(尚、画像の大半は食べ物です)。
当選までの軌跡
応募し始めたのは、2019年辺り(既に曖昧)。
何回外れたか憶えてないけど、ことごとく外れる。
もはや落選が恒常化してきた頃、キャンセル待ちの電話が!
しかし、よりによって旅行日が八月で、真夏の九州なんてとても無理 と断る。
その後コロナ禍に突入し、当然の如くななつ星も休業になり、あの時行っておけば良かったと後悔するが、後の祭り
再開の連絡を受け、再び(どーせ当たらないけどねと半分投げ遣りで)応募しまくる。
そして遂に。
「今回、落選した方へご案内」の臨時列車に応募したら当選したーー
時期は1月。
勿論、四の五の言わずに「行きます」と返事をしました
それが確か昨年の11月(臨時列車だから準備期間が短い)。
12月に入って直ぐに申込書や旅行行程表などが届きます。
ドレスコードにビビる庶民
ま、それはテケトーに何とか準備して ← こんな恰好はしてません。
1泊2日九州周遊コース。
1日目/博多(福岡)~鳥栖(佐賀)~熊本~鹿児島。
2日目/宮崎~大分~博多。
いよいよ出発
博多駅、ラウンジ「金星」に集合です。
コーヒーや軽食等でおもてなし
思い起こせば、この時からもうフォアグラへの道は始まっていた…。
デデデンデンデン。。デデデンデンデン。。
ウェルカムイベント終了後、一組ずつ名前を呼ばれホームへ。
出発時間の横には「NEW LIFE(新たな人生)」
連結部の扉と通路のディスプレイ。
部屋の中。ドアのデザインが素敵
ソファがベッドになります。
洗面台は有田焼。
左はシャワールーム。これが思いのほか使い易かった。
サロンカー「木星」
怒涛の食事ラッシュ
1日目のランチは寿司🍣 美味しい。全てが美味しい
(この頃はまだ良かった…)
(最初のトロ、鯛、烏賊、車海老の皿、撮り忘れてます🦐)
ディナー(フランス料理)
久し振りのフランス料理 何もかもが美味しい。外れ無し
魚とお肉は食べ切れないからと量を減らしてもらっています。
ちょうど誕生月だったので、
ピアノの生演奏付きで、お祝いまでして頂きました
(手作りカードまで戴いた)
部屋に戻るとベッドメイキングがしてありました
布団はとっても気持ちが良かったのですが、予想以上に列車が揺れて殆ど眠れませんでした
翌朝。
朝食
朝食にまでデザートが
そして。
ななつ星で戴くラストのランチ。
前菜(バーニャカウダ)とメイン(カレー)の写真を撮り忘れました
なんとデザートダブル。しかも芋 プリンもそこそこでかい
いくら最後だからって勘弁してくれ~。
もうね。
美味しいだけに悔しい。可愛さ余って憎さ百倍
途中、観光に行く時に乗ったななつ星仕様のバス
急病人が出た時のために、常に列車と並走しているようです。
車内イベント(自由参加)
①内装の組子細工を手掛けた職人さんのよもやま話。
②曲げ制作体験(お弁当箱)。
③茶室にてお茶の振る舞い。(不参加だったのにわざわざお茶とお菓子を部屋まで持ってきてくれた)お気遣いは本当に有り難いけど勘弁してくれ~
④夜はバータイムもあります
それ以外の時間は部屋で車窓を眺めているか、車内散策くらいしかやることがなく、
一日一度の観光も、バスで移動なので大して歩かず。
動かないからお腹も減らないという悪循環。
特にテレビが無いので、テレビ依存症の母は退屈していました
せめてホテルみたいに新聞を各部屋に配って欲しかったです(ラウンジカーにしか置いてない)。
ラウンジカーには無料提供のお菓子や飲み物もありましたが、手も伸びず素通り(甘いもん当分見たくない病)。
改めて見ると、アイスコーヒーが気になる~(存在にすら気づかなかったよ)
唯一撮った車窓(え?)何処かの海。
旅行終了後に送ってもらったフォトアルバム。
専属カメラマンが撮ったDVDとどちらか選択できます。
(1人1つなので、両方選びました)
以上、一生に一度の貴重な貴重な体験でした
ありがとうございました