引き続き、割引証書の役割
割引証書を無駄にする方はほとんど居られないんじゃないかな?
漠然とですが、私はそう思っています。
うっかり忘れてしまった事はもしかしたら有るのかも知れませんが・・・。
クラブと会員の間で交わされた信頼の証である割引証書。
次の出資にご使用ください、と言う特典のようなものですから。
「走らなかったじゃないか!こんなクラブもう止めじゃ!」
と言って、割引証書を持ったまま退会される方はどのくらいおられるでしょう?
逆に、
「割引証書があるんだから、もうちょっと粘ってみるか」
と思われる方の方が多いんじゃないでしょうか?
で、割引証書が無くなると、どうなる?
例えば、
「最後に持っていた馬も走らなかったし、次に繋がる割引証書も無いんだから、もういいか!」
って、離れていく人も多くなってくるんじゃないでしょうか?
そう考えると、これってやっぱりクラブにとっては死活問題ですよね。
会員はクラブを選べても、クラブは会員を選べない。
これからの近い将来に襲ってくる、こわ~い悪循環。
馬が走らない ⇒ 会員が減っていく ⇒ クラブ運営が苦しくなる ⇒ 募集馬が減っていく ⇒
クラブに魅力を感じなくなる ⇒ 会員が減っていく ⇒ ・・・・・
一部の有力なクラブは生き残り、そうでないクラブは廃れていく・・・。
回避策はたった一つしかありません。
募集馬が勝ちまくる!
補償制度の後押しが無くても安心して出資できる状況を作り出すことしかありません。
頑張れよ!
ヒダカブリーダーズユニオン!
割引証書の役割
出資した馬が思い通り走らなかった場合に登場してくるもの、それが「割引証書」。
未出走・未勝利馬が対象となる補償制度の計算の結果、補償額と現金配当の差額を埋めるもの、それが「割引証書」。
使用期限は発行から1年間、それが「割引証書」。
競走馬という海のものとも山のものとも分からない物への出資に対する不安を和らげる為、
クラブ側が出資者に対して用意された一つのルールが補償制度。
「出資金が全くゼロとなってしまう訳ではないのだから。」
と言う安心感は、会員の出資意欲の後押しとなっていたと思います。
少なくとも私はそう思って出資しています。
個人馬主(法人馬主含む)には何の補償もないのだから、クラブ会員は優遇されている、と言うなかれ。
もともと資金力が違うのだし、人脈・資金力を駆使すれば広範囲な生産馬から自由に好きな馬を選べる立場にあるのが個人馬主。
対してクラブ会員は、クラブの用意した募集馬の中からしか選べないし、もしかしたら募集馬全てが未勝利に終わってしまう可能性もある訳です。
つまり、クラブ会員もリスクは立派に存在するのです。
で、そのリスクの一部をクラブが負担します、という補償制度はクラブと会員の間を取り持つ安心と信頼の制度であります。
その補償制度がなくなりますね。
ユニオンで言えば25期生の募集馬から補償制度が無くなります。
従って、「割引証書」も無くなる訳です。
クラブと会員の信頼関係の一部が無くなる訳です。
それが『国からの指導』とは、何と情けないことか!
国はクラブ馬主の長年の努力とJRAを支えてきた功績を、なーんにも知らないんですよね。
残念です。