おはようございます
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ありがとうございます
今日から
七十二候「水泉動」
(しみずあたたかをふくむ)
「水泉」とは
湧きいでる泉のことをいいます
地中で凍った水が動きはじめ
かすかにあたたかさを
含んでいるという
この時期の自然の変化を
表現しています
厳しい寒さは続きますが
季節は少しずつ動き
春の兆しへと進んでいる
そんな待ち侘びる様子が
伝わってきます
11日は鏡開き
鏡餅は神様の力が宿る
パワーフード
「鏡開き」は
新年を連れてくる年神様に
お供えしていた鏡餅を下げ
家族みんなで食べる行事ですね
お正月に年神様が滞在していた
「依り代」
(よりしろ=居場所)
であるお餅を食べることで
神様の力をいただき
1年の良運を願います
門松や鏡餅は
神様をお迎えするためのもの
年神様が家々に
滞在する期間が「松の内」
松の内が過ぎて
年神様をお見送りしたら
鏡餅を食べその力を
分けていただいて
1年の無病息災を願うと
されています
「神様の依り代にしていた物を
お下げする」ということから
むやみに動かしたりせず
感謝の気持ちを伝えながら
下げるようにするといいそうです
昔は一家の繁栄と健康を
願いながら木槌などで
叩いて割りこれを
「開く」と
表現したそうです
最近の鏡餅はパック入りのものが
多くなりましたよね
とても便利ですが
時代とともに
受け継がれてきた文化が
薄れてしまうのは
少し寂しい感じがします
それでも「鏡開き」の意味や
マナーなどは子どもたちに
伝えていきたいものです
そして
お餅の
美味しい食べ方は
この冬ならではの
醍醐味でもありますよね
おしるこ、お雑煮
揚げ餅、お鍋に入れたり
子ども達に人気なのが
餅ピザ
ひとつ残らず食べるまでが
「鏡開き」
神様に祈願して
1年の無病息災を
お祈りしましょう