心臓のドキドキが徐々に収まって来たのを

感じとれたので、

私は「絵本読む?」

と本棚を指差しました。


その子はまっすぐと本棚に行き、

一冊の絵本を持って来ました。


ひざに乗せながら絵本を開いて、

小さな優しい声でゆっくりと絵本を

読み始めました。


1ページが終わったところで

私が無言になると、

その子は2ページ目をめくりました。

最後のページまでおとなしくお話しを

聞いてくれました。


その後も授業参加まではいきませんでしたが、

気持ちはクールダウンされ、

穏やかに過ごすことが出来ました。