病院でも介護施設でも、入院患者や入所者に対して看護や介護を行いますが、コンセプトの違いから、目的や対応が異なります。
病院は、主に病気や障害に対して治療や改善を目的としており、介護施設は入所者の生活を送る上での介護を目的としています。
そのため、看護を含めた看護が必要なのか、純粋に介護が必要なのかによって自ずとどちらを選ぶか判断することができます。
重篤な病状や身体症状を持っており、治療や快復をしていく上で介護が必要であれば病院などの医療施設を選び、重篤な病状や身体症状がなく、生活を送る上で誰かの支援が必要であれば、介護施設を選ぶと良いでしょう。
ただし、病院や介護施設によっては経営状態の悪化や人材不足から、サービスの質があまり良くないという話も少なくありません。
病院関係者や介護施設で働いた経験がある人が身近にいれば、出来るだけ実態や評判を聞いてみると良いでしょう。
また、費用の問題や家族の負担などもあるため、しっかり検討して利用施設を決めることです。