「フランス旅行は楽しくて、イタリア旅行つまらなかった」の真実と嘘
「先生、友人がイタリア旅行に行ったんですけど、つまらなかったって言うんですよ。」弟子の英子(えいこ)が、コーヒーを嗜みながら言った。「ほう、イタリアがつまらない? それは興味深いね。」先生は、カフェオレに手を伸ばしにやりと笑った。「でも、その友人、8年前の22歳の時のフランス旅行はめちゃくちゃ楽しかったって言ってたんです。」「なるほど。じゃあ、感性が枯れちゃったのかな?」「それが、世界史も好きだし、ファンタジー系の小説やゲームも好きで、旅行自体は好きなんですよ。」「ふむ。じゃあ、なぜイタリアはつまらなかったんだろうね?」「それが気になって、友人にフランスとイタリアの旅行の違いを聞いてみたんです。」「おお、いいね! で、どうだった?」「フランス旅行は、 ガイドブックなし 留学している友人の家を転々とし ユースホステルに泊まって どこに行くかも決めず、 パリを縦横無尽に探索だそうです。」「ほうほう。で、イタリアは?」「イタリア旅行は、 決められた良い宿に泊まって 有名な観光地のみ回って 外食はせず基本ホテルで、 溜まったマイルのおかげのビジネスクラスも最高で、 ブランド品の買い物が1番楽しかったって。」「ふむふむ。」先生は、少し考えた。「ねえ、英子。この話を聞いて、君はどう思う?」「えっと…イタリアの方が、楽だったからですかね?」「おお、いい線いってるね!もう少し深く考えてみて。」「うーん…ビジネスクラスやホテルが快適すぎて、逆に旅先の『新しさ』を感じられなかったとか?」「素晴らしい! その通りだよ。」「旅とは、何も期待せずに、新しい体験をすること。 でも、その友人は、『与えられる』経験に慣れてしまったんだ。」「先生、それってどういうことですか?」「フランス旅行は、主体的だったよね。自分で行き先を決めて、自分で探索して、自分で体験を取りに行った。」「確かに!」「でも、イタリア旅行は、受動的だった。ビジネスクラスで快適に運ばれて、良い宿で快適に過ごして、有名な観光地を『回った』だけ。」「あー…なるほど。自分から動いてないんですね。」「そう。ビジネスクラスが1番楽しかったって言ってるのが、まさにそれだよね。それは『旅』じゃなくて、『サービスを受けた』だけなんだ。」「確かに…」「受動的か、主体的か。 たかが旅の話ではあるものの、人生全てに共通する大切な話に思えるね。」「先生、それって、旅行だけじゃないですよね?」「そう! よく気づいたね。私たちは、与えられるのに慣れすぎているんだよ。」「日本って、サービスされることが当たり前ですもんね。」「そう。だから、自分から与える=動くということを忘れているのかもしれない。」「これ無意識にサービスされるのが当たり前だと思ってるので、、、、ちょっと危ない考えかもしれませんね...」「その通り! お金をかけて快適に過ごすより、お金がなくても自分で動いて体験する方が、人生は豊かになるんだよ。」「先生、私、次の海外旅行ではガイドブックなしで行ってみます!」「ふふ、それでいい。でも、最低限の安全は確保してね受動的ではなければ、全てがいい体験だからね。」 ✔ 旅とは、何も期待せずに、新しい体験をすること。「与えられる」経験に慣れてしまうと、旅はつまらなくなる。✔ 受動的か、主体的か。たかが旅の話ではあるものの、人生全てに共通する大切な話。✔ 私たちは、与えられるのに慣れすぎている。自分から動いて、体験を取りに行くこと。✔ お金をかけて快適に過ごすより、お金がなくても自分で動いて体験する方が、人生は豊かになる。 これは実は「友達=私」の実話でして...イタリア旅行がすごくつまらなかったな!なんでだろう?と長年疑問だったのです。最近、旅行を題材とした本を読んで気づくことができたのです。与えられることを当たり前になっていないかフランス旅行に行った時は貧乏で、お金も限られていたのですがその分必死に、それでいて自由に新しい場所や店へ動きました。それが歳をとって、イタリアを回って感性が枯れてしまったのかと思ったのです。ディズニーシーの方が良かったなって(某観光地を2日歩き回ってでもそれは期待しすぎただけ、ではなく「体験」を自分からしにいかなかったこと新しいことをしにいかなかったからです。もちろん、相性的にフランスの方が冒険していて楽しかった部分はあるかもですし文化的にイタリアが合わなかった部分がありますが歳をとって安定してしまったのもありそういう若さ、挑戦心などをすっかり忘れていたのだと気づけました。今では反省し、こうやって、誰も見ないブログを宣伝も一切せずにセコセコと書いています笑これは私の新たな挑戦です、1年はまず絶対続けます。イタリアへの懺悔も込めてです。次はクロアチアとスペインに行くのを迷っています。もしくはアメリカで完全バックパッカーになり新たな体験を得るために英語を本気で勉強しようか画策しています。怒られそう...旅をするような挑戦をどんどんしていこうと思います。読んでくれてありがとうございました!次回もお楽しみに。〜Tsumugu〜