アノイング インターバル


決して縮まることのない
距離を必死に走っていく
いっそ転んでしまえたら

雑踏に飲み込まれてたい
自分を忘れてしまいたい
過去からの期待に
押し潰されてしまいそうだ

悔しくて悔しくて
ノートに全てを吐き出した
だけどそのどれもが拙くて
真似のようでもっともっと
悔しくなって泣いた

決して縮まることのない
距離を必死に走っていく
いっそ転んでしまえたら
どんなに楽なもんだろうか

人込みに紛れて存在を隠したい
明日のことを忘れてしまいたい
過去からの理想のビジョンと
行き止まった未来の挟み打ち

苦しみからやっと抜け出して
初めて出会う感情に感動して
成長した自分を誇りに思ったのに
先に生まれた人たちが
それを語るのを聴いて
悔しさで涙が溢れた

決して縮まることのない
距離を必死に走っていく
いっそ転んでしまえたらと
祈りながらも道を急いだ

いくら泣き叫んだって
誰も助けには来てくれないよ
いくら困ったって今までみたいに
誰も迎えには来てくれないよ

誰だって自分に必死なんだ
周りを見る余裕なんかなくて
傷つくことを覚悟して
自分と向き合ってるんだ

いつだって一人で生きているんだ
みんなと一緒に一人で生きているんだ
みんな大嫌いな自分を抱えて
自分だけの何かを探しているんだ

何かを産み出す時には熱が
最高潮で冷や汗が吹き溢れて
張りぼては全て剥がれ落ちる
本当はきれいな本当を見せる

決して自分のものじゃない
景色の中を必死に走っていく
その中で何かを見つけたとしても
満足できるわけがないだろう

汗でぐちゃぐちゃになるまで
右手の側面が真っ黒になるまで
ひたすらノートに書き続ける
あの日の悔しさを返上してやる

決して縮まることのない距離は
縮める必要がないから縮まないんだ
転んでしまえたらなんて願う
必要はもうなくなるよ

昨日までの自分が歌う
それを懐かしく今の自分が聴く

決して縮まることのない
距離を必死に走っていく
いっそ転んでしまえたら
ラブソング


いくら願ったって
幸せにはなれないよ
僕の願いは叶えちゃ
いけない願いだから

幸せになりたいから
幸せは願わない
この願いが叶うとき
それは僕が死ぬとき

湯舟に笑顔を浮かべた
今はもう側にいないあの人の
半月の下に涙が落ちて
吸い込まれていった

幸せを願ってしまった
叶えちゃいけない願いを
でもそこはとても遠い
薄い一枚の壁の向こう

幸せになれないのに
幸せになろうとしたのが
いけなかったのだろうか
少しでも幸せになれたから
すごく辛いのだろうか

もしも幸せを掴んだとしても
掴まないままだとしても
どっちを選んで進んでも
辛いことに変わりはないけど

あと少しで届くんだ
あと少しの差なんだ
そこに僕の1番欲しい
でもそこはとても遠い
薄い一枚の壁の向こう
たったひとつの感情があるんだ

人が犬になれないように
大人が子供になれないように
僕は僕をやめられない
こんな僕はどこへ行こうか

いくら勉強したって
いくら努力したって
僕が1番に欲しいものは
たったひとつの感情は
絶対に手に入らないんだ
そこはとても近い
薄い一枚の壁の向こう
こんな僕はどこへ行こうか
青い光


明日の始発列車で
生まれ育ったこの町を出るよ
臆病なくせに強がりだから
いつも無口だったけれど
君に言いたかったこと
本当はたくさんあったんだ

辛かったあの日々も
今は輝いて夢のようです
この町で過ごした十七の日が
今は輝いて涙となります

明日の始発列車で君と
生まれ育ったこの町を出るよ
臆病だから強がりだから
素直な君を嫉んでいたんだ
言おうとしていたことも
本当は全部嘘なんだ

苦しかったあの日々も
今は遠い昔の話のようです
君と過ごした十七の日か、
今は輝いて光となります

閉じていく子供の時
なんにもないこの町に
青い光放つ君を
追うことに明け暮れた
僕の青春がありました

君への思いが止めどなく
溢れて 流れてゆきます
君の隣りにいた十七の日が
今は恋しくてたまらない

辛かったあの日々が
僕のたったひとつの青春
君と過ごしたこの場所が
今は遠く離れてゆきます