対戦カード

・歩歩vsR-指定

  round1 2-3

  round2 0-5

 

・T-Tonguevs漢a.k.aGAMI

  round1 0-5

 

バトル使用トラック

・You Don't Know、KUSARI GROOVE feat.PITGOb,T2K、Douch Montana,漢a.k.aGAMI,DOGMA

Whoa!

 

ゲストライブ

・SKY-HI「Dungeon Survivors」

 

 

感想

・歩歩vsR-指定

round1

1ターン目 

R-指定はライミングも薄く目立ったフロウもないので若干キレが悪いかなという印象。

反して歩歩は此処までのバトルで見せていたギャグ的な要素を控えた比較的真面目な内容で攻めていた。対R-指定ということからかかなり気合が入っているように見えた。

そのバイブスが伝わったのか会場も歩歩のラップにかなり湧いていたように思う。

2ターン目

1ターン目とは打って変わってR-指定の怒涛のライミングが印象的な始まりであった。

会場が湧くほどの怒涛の韻の応酬というのはバトルにおいてこれ以上ない攻めだと改めて思わされる。

R-指定のライミングはとにかく手数がすごいので勝負を決めかねないほどの印象を審査員含め会場全体に与えてしまう。ここのバースで流れは完全にR-指定になっていた。

しかし歩歩はこのターンで1ターン目では見せなかった抜きのフレーズを取り入れてきたことでバチバチの攻めの中に緩急をつけてきたところがうまい。

言葉を詰め込んで相手を押しやるように攻めるのは優勢の場合はダメ押しとなり効果的なことが多い。しかしR-指定優勢の印象が強まった返しのターンでこれをやってしまうと逆に焦りを感じているように見えてしまい空回りしているようにも見えかねない。

そこで「足りんぱりん」とか「ビヨーン」のようなあえてリズムを崩すようなフレーズを挟むことで

印象がずらっと変わる。

そこがこのターンにおいてR-指定一辺倒の空気にならず歩歩の存在感が印象的な競った試合になった一因だと思う。

round2

カルデラビスタが評していたようにスタミナの差がそのまま結果につながったと思う。

R-指定はバースの最後に「マザーァッカー」とか「ネットよりも現場」等ダメ押しのように詰める貪欲な姿勢を見せているのに対し、歩歩の「調子はどうだい」とか「フリースタイルダンジョン」というフレーズでの締めは少し安易だったかと思った。

 

T-Tonguevs漢a.k.aGAMI

T-tongueは3ターン目にフロウを変えてきたのは冷静さ取り戻したように見えたのでバトル慣れしているのかなと思った。クリティカル負けだったけれども面白いこと言っていたと思うし韻も結構踏んでいたのでよかった。

漢はまさに言葉で殴りつけるというようなスタイルでその激しさに圧倒される。

漢の凄いところは話の内容は荒っぽいこと言いまくってるんだけど、その言葉1文字1文字をかなり丁寧に発音しておりしっかり聞き手に伝えることを念頭に置いたラップをするところだと思う。

感情的に見せかけて聞かせるラップをするところにヒップホップへのリスペクトとか漢自身んのポリシーを感じる。