前回のブログに書いた娘との生活について。
あれから約4ヶ月が過ぎた。
相変わらず、娘は大人を信用する事が出来ずに居る。
寝る時間帯も真夜中が多い。
部屋を豆電球にしても『暗いと怖くて眠れない』と言ってる。
そもそも私自身が不眠症で眠剤を飲まないと眠れないってのもあるんだが、電気をビカビカにしてたら、流石に眠剤を飲んでいようとも寝付けない。
ある日、『ねぇ、前の家で暗がりで怖い事でも経験した事ってある?』と聞いてみたんだ。
そしたら『う・・・ん。あると言えばあるかなぁ。ずっと前に何かの拍子で怒られて“外で自転車でも漕いで来い”って外に放り出された事があったんだよね。なんで怒られてんのか解らなかったけど、庭先に置いてある自転車に股がって、ひたすら自転車漕いでた。玄関ドアの鍵は閉められちゃうし、1人で庭先で泣きながら・・・あの時はメッチャ怖かったなぁ』とポツポツと答えた。
もしかしたら、それが娘が言ってた“暗いのが怖い”の原因なのか?
今でも部屋が暗いと、目を閉じても何かが見えるような感じがするんだとか。
それに、部屋が明るくても1人で居る事が出来なくなってて、私がトイレに入ってる時でも、平気な顔して急にトイレのドアを開けて来るから、私も少々困ってたりする。
ここまで来ると、頼むからトイレ位ゆっくり座らせて欲しいんですけどぉ・・・と、言わざるを得ない。
だがしかし、毎回の如くトイレまで着いて来るんだよなぁ。
前の家で、楽しかった思い出って何かある?と聞くと『あるよ!1人で留守番してた時。誰も怒らないし、You Tubeも観たい放題だし。見張り番が居ないからねぇ』と。
どんだけ悲しい思いをしてたんだ、娘よ。
娘の話しを聞くと、不憫に思えて涙が出て来る事がある。
私が言った所で、どうにもならんと知ってるけど、それでも私と生活するに辺り、少しでもトラウマから解放される事を祈るばかりだ。