雨の中、叔母に迎えにきてもらった。帰りながら、雨はどんどんひどくなる雨


叔母も事故にあったら、どうしよう

タクシーで帰ればよかった

後悔…

自分のマンションに着き、くれぐれも気をつけて帰るように叔母に伝え別れた。

部屋に帰って、ちびちゃんがお腹すいたとメールしてきたことを思い出し、ごはんを作ったり、ちびちゃんが来たらすぐに着替えられるように、お風呂を入れたりして気を紛らわした。


それでもちびちゃんから連絡はなく、二時間以上経過。

深夜1時をすぎた頃、やっとちびちゃんから連絡がくる。

ちび「起きてた?ごめんね。やっと話が終わった。」

魚「大丈夫?」

ちび「はねたおばさんも歩いて帰ってたよ。これから行ってもいい?」

魚「いいよ」

ちび「じゃあ、行くから」

そう言うと、携帯を切った。
携帯を切った後、走ってA町へ。

走ってる間、相手の人にもしものことがあったら、ちびちゃんと二人で償っていこう。ちびちゃんごめんね。私が頼んだばっかりに…。

自律神経失調症で体の具合もよくないのに、こんなことにもなって…
そんなことを考えていた。

でも、A町の駅といってもどこのあたりなのか分からない。

タクシーに乗り運転手さんに

魚「すみませんが、迎えにきてもらおうとしたら、事故を起こしたみたいで、場所がわからないからこの辺を走ってもらっていいですか?」

運転手「分かった。どの辺かも分からんの?」

魚「分かりません」

1~2分走ったところで、運転手さんが、

運転手「あそこじゃない?救急車がきてるし」

魚「どこ?分からん」

視力が悪い私には分からない。雨も降っていたし

そんな時、ちびちゃんから電話がかかってくる。

ちび「来なくていいから。大丈夫だから、帰ってて」

携帯を持って話しているちびちゃんが見えた。

魚「もう着いたよ」

ちび「え!どこ?」

魚「救急車の横のタクシー」

タクシーを降りて、ちびちゃんのところへ行く


ちび「お願いだから帰って。自分ひとりで大丈夫だから」

魚「でも…」

ちび「魚のせいじゃないし、こんなとこ見られたくない。嫌いになった?警察の車も来たし、お願い!」

あんまり必死に頼むので、

魚「分かった」

ちび「後から、行くから」

魚「待ってる」

私はその場を離れて、叔母に迎えにきてもらうことにした。
友達とミュージカルに行って、食事したあとに、ちびちゃんに車で迎えにきてもらうことにしました。

でも、もう着いてもいい時間なのに、ちびちゃんは来ない

嫌な予感…

携帯に電話してみるけど、なかなか出ない。いつもすぐに出るのに、こんなに出ないことはない。何十回も鳴らして、やっと繋がる。

ちび「ごめん。迎えに行けなくなった。人はねた。人生もう終わりや」

魚「ごめん。私が頼んだからだ。救急車は?警察は?」

ちび「もう呼んだ」

魚「今、どこにいるの?」

ちび「A町の駅のとこ」

魚「すぐに行く」

ちび「来なくていい。自分でなんとかするから…」

電話の途中だったけど、とにかく早く行かなきゃいけないと焦って、電話を切った。