まぁおさーんは見える人ではないので、怖い思いもせず幸いだ。
だが、幽霊が見えるという人もいるので、きっと幽霊はいるのだろうと思う。
最近、仕事などで思うことがある。気の付く人、気が利かない人。同じ打ち合わせに出ていて、新たなビジネスチャンスに気づいたり、戦略・施策を考えられる人。ただ会議にいるだけの人。
よく見ていると、悲しいことに立場や役職が絶対でもなさげだ。
だが、地位が高くなればなるほど、そうしたことを当たり前にできる人が増えてくる。
さすが!とか、すごい!と思う人も多くいる。
訓練や自分の努力などでそうしたことはある程度補うことはできると思う。
だが、やはり持って生まれたものというか、出来ない人にはどれだけ頑張っても一定レベル以上は難しそうだ。
逆に出来る人は訓練しなくとも気づけたり、そうした発想が自然にできるらしい。
そう、元々幽霊が見えない人に、
「頑張れば出来る!だから見えるようにもっと頑張れ!」
と言っても無理なのだ。
自分ができることが、努力すれば、頑張れば誰でもできると考えるのは大きな間違いなのである。
そんなわけで、老い先短いおさーんは、考え方を変えるようになった。
物事の最初に、ボタンのかけ違いや戦略ミスが起こらないよう、軌道に乗るまではきっちりフォローする。こうしたらどうかなと助言する。
軌道に乗ったらあとはお任せ。こんな感じ。
中には少ないが、気づける人や発想力の高い人がいる。
わかってくれそうな人、理解してもらえそうな人には、徹底して自分の経験や、意識していること、やってきた事を伝える。
自分の拙い知見が参考になればと。
おかげで、仕事面に於いては、組織内で大きな問題が起こることは無くなった。だが、気づける人とそうではない人の格差は進んでしまった。
まぁ仕方ない。元々誰にでも出来るわけでは無く、一部の人しかできないことだ。
自分にできるのはここまでだ。あとは次の世代に頑張ってもらおう。
今の職場で仕事するのもあと数年となったおさーんは、最近こんなふう思っていたりする。
