障害がなかったら、自分ではない。 | 発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

ADHD+アスペルガー症候群の当事者です

息子たちと旦那も同じ障害を持っていますが
だからこそできること  を大切に。
HP URL:nekomama.site


昨夜の出来事。

夕飯後のひと時。
三男が発した一言から、突然障害談義に花が咲いた猫家。

話題は、それぞれの障害について、
そして、その障害の特性と、それぞれの特性がどういうふうに表に出ているのか〜   みたいな話でした。 
 

猫ママは普段はADHDが目立つよね。
猫パパもそうかな?

じゃあ長男くんは?→あの人は自閉もADHDもバランス良く出てるよね 笑

次男は?→次男は思いっきりアスペだわ〜 笑
次男のADHDは不注意優先だから、目立たないんだよ〜
けど、衝動性とかはわりと出てるよね?

次男「出てる出てる 笑   買い物ヤバい 笑  持って行くお金調整しないとヤバい 笑」

三男「あ!俺も!」



猫ママ・次男
「いやいや、君はそれこそわかりやすく 衝動性と多動性の塊じゃないか 笑」


三男「衝動性ってなに!!!!」



笑笑

面白いです。



猫ママ:
H先生(担当医)は、次男のことを「天才型のアスペルガー」と呼び、長男のことを「典型的な自閉脳」と呼び、
さらに三男のことは「境界線のカナータイプ」と呼ぶけれど、
猫ママは、それにはそれぞれ大きな意味があると思うんだよ。

アスペルガーと言われる次男と、自閉症括りの2人ではこだわり方も違う。
見えないものにこだわる次男と、見えるものにこだわる2人。

言葉の使い方と言うか…「出方」も、両者でかなり印象が違う。



みたいな小難しい話しを、小学生交えてしてまして  笑


IQの話なんかにもなって、
それぞれの能力値にこだわる三男。
それぞれの具体的な数値を聞き出して、
「俺が1番低いじゃーーーん笑」
みたいなことを言っていました。

みんなの数値を具体的に言うのは迷ったんです。実は。一瞬。
でも、ごまかしてもいいことはないわけで。

現実は捻じ曲げて伝えてはいけないと思う猫ママ。

三男「長男くん130?!  猫ママは120?!
あーー!笑」


そんなふうにちょっと笑いにしながら、劣等感が見えるのは当たり前で。


 

猫ママ:

そもそも、85から115の中に90%の人間が入るのが普通で、あとの10%が85以下と115以上に振り分けられてんだから、そっちの人間の方が確実に珍しいんだよ 笑

それに、猫ママだって、全体として平均で出せばそんな数値でも、記憶ってなったら、IQで出したら50とかなんじゃないかっていうくらい低いわけで、
三男にしたって、すごいできるところがあるんだよ



三男「え?!どれ?どれ?」



猫パパ「言語理解が1番高いのが謎だよな 笑」

三男「言語理解ってなに!!!」




笑      ホントおもしろい 笑




携帯いじりながら、しれっとその話を聞いてた次男。


わーきゃー大騒ぎする三男に一言。






次男「でも、それが三男なんだからいいじゃん」





お、どうした急に?!笑



猫ママ「そうだよねぇ   次男だってそうなんだし。」




次男「それがなかったら次男じゃないじゃん。
なくなったら困るよ」



次男「次男が絵とか褒められるのもアスペルガーだからだし。
そうじゃなかったら、できないだろうし、
習い事だってそうだしね 笑

アスペルガーじゃなかったら、次男じゃなくなっちゃう」




携帯いじりながら、こちらをチラッとも見ずにこんなことを言い放ちます 笑


そらを聞いた三男、
「うんうん」と頷き、



「お風呂行ってくる〜♪♪」


ご機嫌ですな 




そのあと、猫パパと2人、習い事においてのこだわりについて語り合っていました 笑笑


告知

みたいに、膝付き合わせて話したりはしてないけれど、こうやって生活の中で自然と「障害」が入っていく三男。

そういうところで、兄弟の存在が支えになったり励みになったり。

寝る前、
「なんか今日はすごいスッキリした!おやすみ!!



と、走り去った三男くん。

そいつは良かったよ 笑笑
ゆっくりおやすみ。



今日は朝もスムーズに出かけていきましたとさ

ちゃんちゃん