約束の日、わたしの家まで迎えに来てくれる彼。
事務所に向かう車内で、わたしの仕事の話をした。
よく来るお客さんの話なんかもした。
相変わらず目が合わない。途中飲み物を買って事務所に着いた。
わたしの家からは結構近くて、この先幾度となく通うことになる場所。
少し話をしてから約束通り施術風景の写真撮影。
マッサージを受けているうちに彼の手が伸びてきて・・・
今日はプライベートな時間なので、とのこと。
わたしの許可を取る彼。同意をするわたし。
年齢的なものもあるのか上手くできなかった。
緊張してると言ってたけど、後で聞くと近頃はED気味だったとのこと。
何度かトライして成功した。ピルを飲んでる話をして、避妊は不要と伝えた。
わたしはこの選択を後に大後悔することになる。
彼は満足そうな表情をしていたけど、私はというと。
あ、やっぱりヤリ目だったのね♪
なんて冷静に考えたりしてた。改めて私に彼氏がいる事も伝える。
彼氏のことをいろいろ聞かれたので正直に答えた。
付き合うとかそういう話にならなかったことに正直安堵した。
めんどくさいことは二度と御免だった。
かなり年上だし大丈夫でしょ?と快楽のためだけの相手を得たような気分だった。
その日はなんやかんやして送ってもらって解散した。
ライン交換もした。携帯を複数台持っていてさすがこんな商売してるだけあるなーと。
誰彼構わず手を出しているわけではなさそうだったのでそこは安心した。あ、病気的な意味で。
そう、この時点で恋愛感情は全くなかった。ただの暇つぶしに過ぎなかった。
長年執着していたセフレを断ち切ろうとしていたのも大きな理由だろう。
恋愛ゲームを楽しみたかったから、わたしに堕ちたら良いのに程度に思っていた。
ただ彼は、欲しかった言葉をくれて、わたしの自尊心を回復させてくれた。
それが例え快楽のためであったとしても、わたしにとってとても心地の良い時間だった。