私にとって、99年型マスタングは偉大な存在です。
2歳のとき、シトロエン・エグザンディアのミニカーを貰って以来クルマに魅力されて、フェラーリやランボルギーニ、ランエボ、スカイラインが特に好きでした。

私が小学生の頃、日曜洋画劇場で「ワイルドスピードX2」が放映されて、相変わらずランエボ7や、スカイラインに惚れ惚れしていました。
中盤、悪役のベローンの運び屋を選考する、オーディションがありました。その参加者のモブのクルマが、サリーン仕様の99年型マスタングでした。

↑ちょっと違うけど、こんなの

知ってる方も多いと思いますが、このクルマは劇中、モブらしく悲惨な最期を迎えます。
まぁ、ユーロミッションも然り、「ワイルドスピード」はマスタングを踏みつける習慣があるようで…

私は初めてアメ車の良さを味わいました。
それまでアメ車の良さはわかりませんでしたが、少なくとも、あのデザインは最高でした。
恐らく、何かの拍子で先に65年型マスタングに惚れていたら、99年モデルには何も感じることはなかったでしょう。

それから、「バニシングin60」、「ブリット」を見て、根っからのマスタング好きに。
しかしながら、マスタングのデザインとして、最も破綻している99年モデルが私の一番のお気に入りです。

ファイアーバードや82年型カマロなどのアメ車の良さに気づくことができたのは、間違いなくマスタングのおかげですから。