『ホテル』
その言葉に唖然とした。
『横になりたいんでしょ。』
って返した。
彼は、カラオケでいつもゴロゴロしている。
座っていると、腰がいたくなるみたい。
金曜日の帰りがけ
『とりあえず、いつもの時間にいつもの場所で待ってるから。』
と言われた。
土曜日。
とりあえず仕事へ。
いろいろ考えてた。
確かに彼は
べたべたしてくるけど
体を求めている訳ではない。
ちょっと変な性癖も持ってるれど。
(前に足の指のニオイ嗅がれたりした。)
ほんとにほんとに
腰が痛いだけなんだろうな
って思えてきた。
そういう強姦っぽいことをする程
腐った人間でもない。
況してや、地位も地位だ。
プライドも高い。
行ったとしても、手は出されないだろうという
確信はあった。
でも、
だから何??
って感じでww
それはあくまでも彼サイドの意見。
向こうの考えや想いを思考しているうちに
動機がキツくなってきた...
よくあること。
気づかぬうちにストレスが溜まっていく。
今日はもう、
同伴も指名もいらないから
ゆっくりしたい。
お金ってそんな大事ですか。
って考え出して。
楽なほうに逃げたくなる。
お金って、大事だよね。
うん、わかってる。
大丈夫。
今、逃げても
どおせ自分の首を締めるだけ。
今が華。
この世界には
『旬』
がある。
それを過ぎれば、
すべてが終わる。
残るのは
自主退店
の道だけ。
あたしに残された選択肢は元々
ひとつしか与えられてない。
昼の仕事が終わり、
あたしは同伴の為に車を走らせた。
この日は
あんまりがっつり食べる気にもならなくて
お寿司を頂きました♪
それから同伴出勤♪
話も盛り上がって楽しかった♪
そう、あたしは
他の人と同伴したのだww
『トーク』『笑顔』『人間味』
があたしの接客スタンス。
それを崩してまで、
店外サービスはできない。
しかも、
あたしにとってこの人は
ストレス源になっていた。
この人がくれる指名数は全体の3割くらいだった。
それでも、心が病んでしまっては意味がない。
ロングスパンで考えないと。
それがあたしのスタンスであって
あたしの出した答え。
元々同伴予定だったお客様には
お断り&詫びメールを出した。
電話ではなく、メール。
返ってきたのは
『もう、逢わない』
の一言。
開放された。
って思ったら、気持ちが晴れて
仲良しなお客さんから
今日行くねーって丁度メール着て
で、そのままごはん食べに行っちゃったww
その後、他に
2人来てくれてほんと楽しかった♪
なのに、なのにね。
帰り際にきた
見覚えのある顔。
血の気が引いていくのを感じた。