Way Back Home(英語字幕あり)

ABS–CBN star cinema

 

 

 

〜あらすじ〜

ジェシカ(Julia Montes)は12年前の幼少期、海辺で遊んでいた妹のジョアンナ(Kathryn Bernardo)が迷子になり、そのまま2人は別々に育つこととなった。末の娘を失って悲嘆に暮れている母親(Agot Isidro)を喜ばせようと、ジェシカは勉強や水泳で必要以上の努力をするにもかかわらず、母親はジェシカのせいでジョアンナはいなくなったのだと責め続ける。10代になったジェシカと妹のジョアンナは偶然にも水泳大会でライバルとして出会うこととなった。母親の必死の説得により、ジョアンナは育ての親に別れを告げ、ジェシカや元の両親の所で暮らすこととなるが、姉妹の関係、ジェシカと母親の関係はさらに悪化してしまう。

 

〜おすすめ度〜

★★☆☆☆

フィリピン人が好きそうなヒューマンドラマ映画という感じでした。勝手な思い込みかもしれないけど、フィリピン人は泣ける映画が好きだという印象です。この映画はこれでもかというくらい視聴者を泣かせようとしてきました。でも設定があまりに強引なので、あまり泣けませんでした。ジェシカ(多分5歳という設定)は妹ジョアンナ(多分3歳という設定)と海辺で遊んでいる間、少し目を離した隙に妹がどこかへ行ってしまい、生き別れてしまう。このことで母親はジェシカのせいでジョアンナがどこかへ行ったのだと、ジェシカをずっと責めているが、この母親の身勝手さがあまりにも強引でやりすぎという印象でした。好き嫌いの別れそうな映画です。

ストーリーはさておき、この姉妹を演じる2人の女優の演技が素晴らしいと思った。

ジェシカを演じるJulia Montes(ジュリア・モンテス)。フィリピンとドイツのハーフの女優さんで、5歳から子役として芸能活動を始めたようです。この映画(2011年)を演じたときは15歳くらいでしょうか、心に響く演技でした。表情がとても大人びていました。俳優ココ・マーティンとの間に子どもがいると噂がありますが、本当なのでしょうか。公にも仲の良さは公表しているようですが。

妹ジョアンナを演じるのは Kathryn Bernardo(キャサリン・ベルナルド)。彼女も10歳から女優活躍を始め、『フォーブス・アジア』で最もアジアで影響力のある女優に選ばれています。本当に可愛いくてみんな応援したくなると思います。彼女のインスタでも1700万人のフォロワーがいます。日本が好きなようで旅行の様子をインスタにも載せていました。嬉しいですね。

 

 

【作品情報】

監督 Jerry Lopez Sineneng

制作 Charo Santos Concio

上映時間 120min

公開年 2011

出演 Kathryn Bernardo, Julia Montes