始まりは突然だった。


大きな問題もなく、不満があるようにも思えず、そこそこ友だちもいて、第一希望の誰もが間違いなく褒めてくれる学校に入学し、クラスメイトにも恵まれている、娘が不登校になった。


それでもまじめ根性というか、踏ん張って何日か行ってみたり、した。それも2週間ほどで完全な不登校になった。


本当に転げ落ちるように事態は変わっていった。本当にあっという間の出来事だった。


娘は頭痛だった。お腹が痛いとは言わなかった。

夕方ごろ具合がよくなった。


理由は今でもはっきりわからない。

確かにプレッシャーのかかる学校だったに違いない。中学まで学校でトップだった。高校に入ったら中学のトップクラスの生徒の集まりだ。


うちの子は成績は良かったが、誰が見ての「優等生」ではなかった。


小さいからから、ボーとしていた。何をするにも遅かった。言いたいことを伝えることもうまく表現することができなかった。


だから中学に入り、順位が出てきて親も周りの友だちも娘の成績がいいことに驚いた!笑


正直に言うと、小さいころからなんとなく発達障害を疑っていた。首の座り、歩行、言葉の始まりの発達も少し遅かった。集団行動ではいつも遅いほうだった。でも「少し」だったので特に療養や特別支援の声はかからなかった。


少しのろくておとなしくて、だけどお勉強は問題ない娘は、何も問題ない子どもとしてここまで育ったんだ。小学校と中学校合わせても数日しか欠席がなかった。


その子が突然高校生になり学校に行かなくなった。


私が今まで生きてきて、それなりに苦労やショックを受けた経験はあるけれど、間違いなく私の人生で一番の落ち込みでピンチだった。