初投稿です。よろしくお願いします。
先日、流行語大賞が発表された。
年間大賞は「リアル二刀流/ショータイム」
もちろんメジャーリーグのエンゼルスに所属する
大谷翔平選手のことである。
大谷翔平選手
打ってはホームラン46本!投げては9勝!
そしてメジャーリーグのシーズンMVPを満票で獲得!
じぇじぇじぇ!な活躍である。誰が見ても日本の誇りであり、コロナ禍の日本人に多くの勇気を与えてくれたのだ。
俺は野球が好きだ。よく見るのは日本の野球だが、メジャーリーグに行った選手ももちろん応援している。
「野球ってー、おっさんがボール投げておっさんが木の棒でボール打っておっさんが走り回るだけでしょ?
それ見て何が楽しいの?」
とかふざけた野郎に言われたこともある。
思わずグ〜で殴るところだったが、そこはぐっと我慢し「そだねー」と適当にあしらっといた。
確かにその通りである。
おっさんがボール投げておっさんが木の棒でボール打っておっさんが走り回るだけだ。
それは否定できなくもなくもない。
ただ、人の趣味をバカにする人間はつくづく悲しいものだと思う。
手に汗握る18.44mの駆け引きが。
白球が高々と舞い上がりスタンドに飛び込んだ
あの瞬間のチョー気持ちいい胸の高鳴りが。
早くコロナが終わって欲しい。
球場に、行きたい。
みんな大好き横浜スタジアム(2019年)
話を戻すと、そいつはそんなことを言ったなんて覚えてないだろうが、
春から夏にかけて、大谷が連日活躍しだすと
インスタでは
「大谷マジですげー!!!」(多分こんな感じ)
などとほざいていた。インスタ映えなど微塵も感じない、よくわからないインスタの使い方をしているなと思ったがそれは置いといて、結局盛り上がれればなんでもいいのだろう。
ミーハーな人間は幸せだ。
多分あいつは大谷がピッチャーなのかバッターなのか監督なのかもわかってないし男なのか女なのかも知らないのだろう。
大谷は男でバッターもピッチャーもやっている。
ところである時、俺は考えた。
大谷と俺って似てるんじゃないか?
ブラウザバックしたらダメよ〜ダメダメ。
実にワイルドな説だが、とりあえず落ち着いて欲しい、俺は大谷で大谷は俺なのだ。
多少の違いはあるかもしれないが大きく捉えると確かにそうなのだ。
とりあえず俺の考えを忖度してもらいたい。
今から俺と大谷翔平の共通点を上げていこうと思う。
1 右投げ左打ち
大谷翔平が右投げ左打ちなのはまあ国民の60%ぐらいが知っていることだろう。
かくいう俺も右投げ左打ちだ。大谷は165キロのストレートを投げるが俺も60キロのストレートを投げる。
100キロの違いなど光の速さから見れば誤差である。
皆さんは、光なんです。
おめでとうございます。
しかし、右投げ左打ちだけで大谷翔平ならすでに国民の40%は大谷翔平だろう。
もしそうならみんなでメジャーリーグに今すぐにでも殴り込みたいが、
残念ながら落ち着いて聞いてほしい。
大谷翔平は俺と大谷翔平だけだ。
2 二刀流
大谷翔平の一番すごいところは勿論、投手と打者の両方の能力がトップレベルであることだろう。
あの「野球の神様」ベーブルースも二刀流だったそうだが残念ながら生で見たことはない。
メジャーリーグでMVPを取ったのもその二刀流が評価されたためだ。
かくいう俺も二刀流、いや三刀流である。
皆さんは暇を潰す時、何をするだろうか。
大抵の人がスマホだけ、テレビだけ、ゲームだけではないだろうか。
しかし俺は皆さんとは少し違う。
右手にスマホ、
左手にパソコンのマウス、
両足でニンテンドースイッチのコントローラーである。
スマホでは最近流行りのウマを女の子に擬人化させ走らせるといった少し狂ったアプリや、二次元の女の子をアイドルにプロデュースするといった現実を諦めた男のための悲しみを背負ったアプリ、あとは流行がとっくに過ぎた何とかアンドドラゴンズ。
パソコンでは麻雀のルールを覚えようと始めた雀魂、申し訳程度に大学の課題。
ニンテンドースイッチではスマブラを両足でプレイし、オンライン対戦で無線LANを使っている小学生をボコボコにして、暴れ回っている。
大学生なのにここまで人間は惨めになれるのか。
と言った具合で三つの錆びに錆びた刀を使い、毎日楽しく暇を潰している。
大谷と俺は似ていると言ったが、この点では俺は大谷より上かもしれない。
大谷よ、早く俺の領域まで下がってこい。
世界に二刀流は大谷翔平だけ、
世界に三刀流は俺とロロノア・ゾロだけである。
皆さんの一番好きなゾロの技は何ですか?
俺は「獅子歌歌」です。
この頃のワンピースが一番面白いと思っていましたが、ワノ国編はアツいですね!
3 出席番号が近い
ここまできたらほぼ多くの皆さんが俺と大谷翔平が似すぎており、もはや大谷翔平がこのブログを書いていると錯覚してしまっているだろう。
とにかく共通点が多すぎて厳選しながらこのブログを書いているが、出席番号が近いというのはかなり重要なポイントなのではないだろうか。
個人情報なので苗字を出すことはできないが俺の苗字の最初の文字は「あ」である。
「は!?大谷は「お」じゃん!」
などと烈火の如く怒るのはやめて欲しい。
「あ」と「お」で別れていることが重要なのだ。
上の画像は俺が適当に作ったクラスの座席表である。
俺の苗字の最初の文字は「あ」なので「相川」「新井」のところにいると考えて欲しい。
「お」の大谷が隣に来るではないか!?
…………
新学期、新しいクラス、友達ができるかなと不安になりながら教室に入る。
窓際の席。桜は満開のようだ。
俺は人見知りだから友達を作るのも一苦労。
ホームルームが終わり、徐々に周りも騒がしくなり始め、生徒たちも仲良くなっていく様子。
(あぁ…!どうしよう!このままじゃ友達できないまま学校生活終わっちゃう!)
そして、意を決して俺は隣の少年に話しかけるのだった。
「き、君!名前なんて言うの!?」
「お、俺? 俺は大谷翔平」
オオタニショウヘイ…
オオタニショウヘイ…
オオタニ…
ショウヘイ…
music♪ Every Little Thing「出逢った頃のように」
…………
世間では大谷翔平が誰と結婚するかなどという大谷に取っては余計なお世話極まりない話をよく見かけるが、ここまで読んだ皆さんならもうお分かりだろう。
最後に
実は野球が流行語大賞に選ばれたのは今回が初めてではない。
2015年、ヤクルトの山田哲人、ソフトバンクの柳田悠岐の「爆買い」。
2016年「保育園落ちた日本死ね」の広島東洋カープ。
日本はやっぱり野球が一番人気なのだろうか。
しかし、俺はもっともっと野球を観る人が増えて欲しい。
大谷翔平選手の活躍はそのきっかけになっているだろう。
俺のおすすめ球団はずばり
横浜DeNAベイスターズ
である。
2021年シーズンは最下位に終わってしまったが、若い世代の活躍に、頼りになるナイスガイな外国人選手など、若いファンも多く今からファンになればこれから強くなっていくチームを応援することができるだろう。
にわかなどと気にする必要はない。
誰しも最初はにわかなのだ。
じゃあいつベイスターズの応援始めるの?
今でしょ!