学校に行く機会の少ない子供や
ステップファミリーの子供
父子家庭や母子家庭の子供と接する機会がよくあります。
 
多くの子供は
オリンピックとは別世界で生きています。
生きることで精一杯の子供もいます。
 一言や二言三言では語りきれない
子供達がいます。
 
 
 
「世の中がオリンピックで盛り上がると
自分だけ違うって、外に出される気分になる」
 
 
と伝えてくれた子供の声を
私は忘れたくありません。
忘れることもできません。
 
 
アスリートの頑張りが胸を打つ瞬間も、
平和の祭典も、
盛り上がれば盛り上がるほど
孤独になる人はいるのです。
 
 
このことは事実だと思います。
 
 
日本だけでなはなく、
おそらく世界中で。
 
 
それでも
スポーツのビッグイベントが
日本で開催されることは
生きているうちにそうは経験できないこと。
 
だから私は、
オリンピックの話題を子供達へ伝えます。
 
 
伝えるだけ。
 
 
子供達が成長して、
余裕が出てきたときや、
多くを受け入れることが
できるようになったとき、
ふっと、オリンピックの話題に触れたことを
思い出すこともあると思うから。
 
人生に一石を投じるとか
生きる希望を!とかではなく
一つの思い出程度でいいし、
さ〜っと通り過ぎた話題の一つでもいい。
 
 
思い出さなくてもいい。
 
 
私が今伝えられることは
伝えようと思うだけ。
 
だって
自分が素晴らしいと思うことを伝えないのは
子供たちの選択肢が減ってしまうようなきがするので…
 
 
スポーツの素晴らしさを!とか
運動すると清々しい気持ちになるよ!とか
押しつけることは、
大勢と自分は違う存在なんだと
孤独を生む入り口になってしまうかもしれないことを少しでも多くの人に知っておいてもらいたいです。
 
様々な生育歴とそこで培われた価値観があることを絶対に忘れず、
まずは子供たちの意見を聞き、
将来の選択肢の一つとしてのスポーツへの携わり方を伝える。
 
 
私にできるオリンピックの盛り上げ方。
 
 
 
「オリンピックで孤独が生まれる」
 
 
を心に留め、
東京オリンピックが無事に開催された時には、
大いに楽しみたいと思っています。