縮まらない埋まらない
限界まで近付いて
届きそうで届かない
だって
届いても届かない

気が付けば独り
後悔ばかりかき集めて
要らないモノに
囲まれて生きてた

同じモノに憧れて
同じモノを求めて
違うモノに嘆いて
違うモノを求めた

君はねえどうして
無くしたものばかり
大切にしてるの

君のくれた体温(ウソ)が今も
痛いのに忘れたくない

会いたい

さよならなんて聞きたくない
君のくれた爛れた嘘(アイ)が
僕の全てを腐らせていく

消したい

忘れないで
そんな風に笑わないで
離さないでねえ
届いてるのに
届いてるのに

届かないよ

記憶の全て
僕の知る限りの君と
まだ知らない君に

違うモノを求めて
違うモノに嘆いて
同じモノを探して
同じモノに偽った

言い訳なんて聞きたくない
そうやって
逃げるくらいならもう
傷付いて傷付けて
苦痛だけを感じ(マヒし)て君も
僕になろうよ


全部嘘でも夢でも良い
まだ痛みを感じられる内は
貴方を想って居られる

少しずつ離れていく
私が想えば想う程
反比例していく貴方の気持ち
だけど気持ちに
嘘なんてつけなくて

いつからこんなに笑う事も
泣く事も切なくて
素直な気持ちは伝えられない

傷みさえ愛しいと思える
もう何処にも行かないで
傍に居て
作り笑いで良い
居なくても良い
ただ傍に居て欲しい

痛くても良い
苦しくても良い
嘘なんてつかないで
嘘をついていて欲しい

辛くても良い
虚しくても良い
まだ痛みを感じて居たい

醜いくらいに歪んだ愛情で
狂う様に愛されたい