アラフィフ主婦の

きなこです
 
 

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不登校の息子が進路を決めるまで③
 
 
 
中学3年生春〜の記録です。

 
 
 

中学3年生=受験
となりますね。
 
 
中学受験をした子などを除けば
ほとんどの子が人生初の
大きな試練では
ないかと思います。
 
 
 
ましてや不登校の子どもたちに
とっては、とてつもなく
高くそびえる壁に
見えるのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
うちの不登校三男も、
中学三年生になると
いよいよ
緊張感が増してきました。
 
 
 

 
 
 
私は高校受験に関しては、
本人が決めたところを
どこでも受けてみて
 
 
落ちたとしても
人生終わりでもないし
死にもしないし

いくらでも今の時代は
やり直せる学校もあるという
ことがわかればいいし
 
 
もし 合格できて
入ったとしても、そこは
合わないと思ったら また
別の道を考えたらいいと

 
 
とにかくどの道に
進んでも大丈夫という話を
しました。
 
 
 
なので
本人には高校は
いろいろ見て自分で
決めたらいいよと言って
いたのですが

 
 
いざ決めるとなると
地元からは離れているし
私立高で特に行きたい
ところもない。
 


どこを受けたら良いか
わからない状態になって
しまったのです。
 
 
 
兄2人が高校受験のときは
それぞれ自分たちで塾などで
情報を仕入れて偏差値から

たまたま 2人とも同じ地元の
中堅の公立高にいき楽しく
高校生活を送って



自分の行きたい大学にも
行った姿を見ていたので、
 
 
そこの同じ公立に行けたらいいな
という感じなのでした。
 
 
ただ、勉強の実力はついてきた
ものの、一年生の時は
別室登校して提出物も
出来るだけ出していたので
内申も低いながらも
少しはついていたのですが
 
 
三年生ともなると
学校はテストのみだったし
とりあえず学力をつける
ことに専念して
提出物はもうしょうがない
ということで、内申はほぼ
オール1に近いものでした。
 
 
なので、公立を受けたところで
受かる確率はほぼ0のですが、


当日実力が発揮出来れば
100%落ちるという時
事もないという事がわかり
 
 
 
本人の希望を聞くと


その公立を受けて
そして滑り止めとして
通信高校を受けるとのこと。
 
 
 
どこでも本人が決めればいいと
思っていた私ですが、、
 
 

【本当にそこに行きたいんだね❓】
と聞いたところ
 
 
 
【中学は普通に通えなかったから
高校くらいは普通に毎日
朝から通って授業を受けたい】
というのです。
 
 
 
 
【でもそれはそこに
 行きたいというよりも
 
 行った方がいいと思うから
 そこを受けるということ
 なんじゃないかな❓】
 
という疑問が湧きました。
 
 
そこからもう一度本気で
進学先を決める
話し合いをしていきました。
 
 
 


 
親は情報収集して興味のある学校が
あれば連れて行くという形にして
あとは本人が考えて決めて
選べるようにしていきました。
 
 




息子は六年生の春休みから
ライフイズテックというところで
プログラミングを、習っています。
 

それが楽しくて夢中でやっていて
高校に入ったら
もっと極めていきたいという
希望を持っていました。
 

公立でそれが勉強できるところが
あるのか
通信で学ぶとしたらどの程度の
レベルまでいけるのか。
プログラミングをメインに学ぶのは
どこの学校が良いか。



それらの話を聞こうと通信高校の合同
説明会に参加しました。
 
 

 

親子でここに参加して、
通信高校と普通科高校の違い
それぞれの長所短所などを知る事ができ
とても参考になりました。
 
 
 

本人がその中でプログラミングを
勉強できる2校に絞り各ブースで
説明を聞きました。
 
 
 
学校に対する質問で本人が
 
【 大学に進学したいと思っているが
通信高校ではそれが難しいのでは❓】

と質問していて
その部分で迷っていたんだという事を
初めて知りました。
 
 
それに関しても大学受験のための
勉強も出来るし、受験方法も
公募などを狙うのも一つですなどと聞き

 
 
最終的に一つの通信高校に絞り、
後日に説明会にも参加しました。
 
 
 
 

そして中学の担任の先生にも
いろいろ相談しました。

 
 
最終的に、
公立校は合格した場合は
必ず入学しなくてはいけない
という話を聞き、


通信の方が第一志望の場合は
公立は受験しないほうが
良いという話になり、、
 
 

自分がどんな形で
何を勉強したいのか
という事から
本当に自分にあうのは
どの学校なのかを考えて
 
 

自分自身で通信高校の
通学コースを
を第一志望と決めることが
できたのです。


もしも親がこちらの方が
いいんじゃないの❓


などというと、入学したあとに
本当はあっちの学校の方に
行きたかったのにと
親のせいにしてしまった場合


自分で納得して決めて
そこが合わないと思ったら
また自分でやり直すという
経験ができないので



とにかく本人に決めさせるという
事を最後まで意識しました。




 
中学三年生の10月頃のことです。
 
 
 
※前に住んでいた
中学のところに
住民票があるのでそのまま
在籍していること
 
※担任の先生が全面的に
本人の意思を尊重し
応援してくれていたこと
 
 
※地域によって受験方法などが
 違うこと
 
などを鑑みて
 
一つのケースとして、
参考になる事が有れば
嬉しく思います。