ガキの頃大人に言われたよ。
「お前らに何ができるのか」

何を夢見て生きてきたんだろ。
何を目指して生きてきたんだろ。

気づいたときにはオレは周りより、ませてたし、
周りより現実を受け止めてた。現実を諦めてた。
人間が嫌いだった。

現実を受け止めすぎたから、今のオレがいる。

でも、
こんなオレでも愛してくれて、オレのこと気がけてくれて、
それでいてオレの大事な人を自分と同じように大事に思ってくれる人と
結婚したい。

で、子どができて、オレが挑めなかった夢に挑んでもらいたい。

これがオレの夢。

もう1個。

親父が作った会社を潰すことなく繁栄させたい。
繁栄が何を意味するのか、何をもって繁栄というのかまだわからないけど、
少なくても親父が喜んでくれるような会社にしたい。

誰にも負けない経営者・・・いや、売上げや儲けは最低限でもいい。
周りから好かれる経営者になりたい。

これが、この2つがオレの今の夢。

この夢があるから、良くも悪くも、今の仕事を腰かけ程度にしか
考えてないんだろうけど。
どうせ辞めるからって、そんなに一生懸命でもない。
てか、やりがいを感じない。

でも、昨日友達に言われたよ。
仕事はどれをとっても仕事。
自分がやってるのも、オレがやってるのも仕事。

辛くても、オレに今の仕事が任されてる。オレしかする人がいない。

仕事をなめてる自分が悲しくなったよ。
オレは変われるのかな。いや、早く自分がやりたい仕事に就くべきなのかな。
でも、やはり今の仕事に魅力なんて感じない。

そんなコト考えてたら、また月曜日が来る。

夢って、もがけばもがくほど光り輝くのかな。



毎回見る。
今の流行りの歌がわかるから。
純粋にハーモニーを聞くのが好き。

さすが練習してるから、うまい。
なんか感動させられるし。

歌はスキ。
洋楽より、邦楽かな。
歌詞には想いを重ねられるし。

こうみえても幼い時は合唱団に入ってたんで。

容姿には自信ないけど、歌は自信がある。

夢 

だった。

歌手になることが。

・・・。でも、諦めた。
歌手はやはり人の注目を集められるカリスマ性と容姿端麗なコトが条件だと
気づいたんだ。
TVで売れてる人はみんなそう。
幼心に思っちゃった。

それでも、歌だけで勝負している歌手の人もいる。
でも、そういう人はほんの一握り。

そういう歌手は神がかり的に人に何かを伝えられる能力をもってるか、
何にも負けない強さを持った人なんだろうな。

オレも精神力には自信があるけど、
もし失敗したら とか 売れない期間がどれだけ続くのか を
考えたら、夢を諦めようと思った。

そんなに簡単に諦めがつくなら、その程度の夢なんだね、
と思ってもらっていい。

でも、この夢を諦めるために、オレは希望も捨てた。

やはり見た目は大事、歌がどれだけうまくても、見た目がいいやつには勝てないって。

わかってる。
それがすべてじゃないって。

でも、夢を諦めたオレには奇麗事は通じなくなっちゃった。

現実を受け入れる=夢を諦める

だってってコトなのかな。

誰にも語ったことのない夢。

ハモネプ見て、ちょっと思い出しちゃったよ。

今のオレの夢は・・・
飼っていた犬の名前。
ダックスフンド。

もう10年になる。
死んでから。

そう、忘れもしない。
高校の友達と遊びに行って帰ってきたら、餌を吐いてて、体半分がもう冷たかったんだ。
それでもオレが帰ってくると、フラフラ立ち上がって、自分の吐いた餌を食べたんだ。

で、また倒れるようにぐったりした。

親が帰ってきてすぐに病院に連れて行った。

オレはそれすらめんどくさいって、早く死んだほうが楽なのになぁって・・・。
もう、自分が情けない。

本気で誰も心配できない、愛せない。
自分に関係ある人ですら、大切にできない。

アベルはその夜、息を引き取った。

家族みんな泣いてた。
オレも泣いた。

それはアベルが死んだコトもそうだし、早く死ねばいいのにと思っていた自分の
ふがいなさに対して?

昨日、営業中にふと10年前のその日を思い出して、
また1人、罪悪感に駆られてしまったよ。