本やら映画やら落語やら、いろいろあったのに全くブログは更新せず。
本当に、マメではない私。
ツイッターぐらいのつぶやきは、しょっちゅうしているのに。
相変わらずブログを書く余裕はないのだけれど、これだけは書かねば!
ということで以下。

先月(もう先月になっちまったか)、
石川県の粟津でサンキュー落語のお手伝い(?)をしてきました。
とても素敵な演舞場で、人気の落語家さんの噺をたっぷりと堪能してまいりました。
白鳥師匠と天どん師匠でしたが、二階の座敷席でたっぷりと笑わせてもらいました。
落語初心者ですが、素晴らしい企画だと思いました。
あんな立派な演舞場で人気の落語家さんの噺が聞ける。それがたったの二千円台。
もちろん、東京から行く場合は運賃がかかってしまうのですが、
それでもお得感は、半端ないっす。近くに温泉もありますし。
今週末もあります。サンキュー落語。

http://awazutheater.com/?p=276


お近くの方もそうでない方も、是非。

とにかく、お手伝いをして思ったのは、プロってすごいなあと。
噺家さんの裏側をちらりと見られて、本当にラッキーでした。
芸(?)の道を進む者として、大変勉強になりました。
それから、地元を盛り上げたいという、主催の荒川さんの情熱に何よりも感動いたしました。
心からイベントの成功をお祈りしています!
関係者のみなさま、がんばってください!



(もっと早く書くべきでした。ほんとうに、マメでない性格ですんません。。。。)

昨日は誕生日。
一年というのはあっという間ですね。
去年の誕生日は、仕事にまみれているうちになんとなく過ぎていったような。
今年の誕生日は、お昼に師匠と打ち合わせ。
おめでとうを三回もいっていただいて、ランチをごちそうになりました。
師匠とワタシは同い年であるので、
おめでとうといわれる度におめでとう以外の色んな意味を感じ取ったりして……。
(もちろん私の勝手な思い込みです・笑)

次の仕事に向かいつつ、
荷物がパンパンなのがどうしても気に入らないので、変わりのカバンを探す。
後楽園の駅ビルで、30%オフのざっくりたっぷり入るバックを発見。
色は、ピンクとオレンジと薄みどり。
今までの私なら迷わずオレンジ。
だけど、今年の私は薄みどりを迷わず手にして、さくっと購入。

そういえば、
着ていた洋服もマリモのようなみどり色。
ここのところみどり色ばかり選んでいるような。

そういえば、
生まれたとき、
私の名前の候補の中に「みどり」というのがあったという。
(他には「恵」)
私の中のみどりが目覚めたのか?

そういえば、
今まで他人の芝生のみどりばかり気になっていたのに、
最近全く気にならない。
それは、自分がみどりになっていたからなのか!?

みどり。漢字なら碧がいいなあ。木のほうじゃなくて。
みどりっていう名前だったら、
酔っ払って階段から転げ落ちる女にはならなかったかもしれん。
深酒して泥酔して爆睡する女にはならなかったかもしれん。
素面でもカチンときたら思わず言い過ぎてしまう女にはならなかったかもしれん。

みどりっていう名前だったら、
おおらかで大人らしい女性になっていたかもしれん。

私の中のみどりが目覚めたのだとすると、
もしかすると今年は、
他人と比較して嫉妬して焦って足掻いて「きーっ」となるのではなく、
適度に肩の力を抜いて、マイペースにおおらかに大人らしく過ごす年なのかもしれない。

みどりからの、マイペース宣言でました。
それが良いのか悪いのか、全く分からないけれど、
今年はそんな感じでやっていこうと思います。

(それでもやっぱり、激しく酔っ払って転んだりするんだろうけれど……)
「やっぱり作家の勉強って、良い映画と良い芝居を見ることだよ」
と大先輩なプロデューサーに言われたこともあり、
積極的に映画もお芝居も観るようにしようと決めた2014年。
お陰様でこれまで映画も舞台も素晴らしい作品に出会えてとても充実しております。

最近観たお芝居は、
ナイロン100℃『パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション ~』と
辻仁成さんの『海峡の光』。
二つとも素敵なお芝居でした。

ナイロン――は、三時間近くもあるのに、まったく退屈しなかった。
あっという間でした。
初めての円形劇場。素敵な空間。なんつーか、会場丸ごと舞台というか。
自分もお芝居の中にいるような不思議な一体感。
匂いシートを使った演出も遊び心があって素敵。
美しい日本語と不思議な衣装。
目眩く快感というか、遊園地で遊んでいるような楽しさというか。
楽しい中にピリリとこっちの柔らかいところを突く台詞。
余韻は今も続いております。

その数日後、『海峡の光』を観劇。
二月に友だちからスタジオライフのお芝居に誘っていただきました。
その時にご友人の役者さんである曽世海司さんを紹介していただいたのですが、
彼がこの舞台に出られるというので、またご一緒させていただくことに。
(すっかり曽世さんのファンです)
曽世さんのお芝居を楽しみにしつつ、
原作は読んでいなかったのですが、
文学作品を著者が台本に起こしてさらに演出もしてしまうとどうなるの?
という方にも興味があり――。

んでもってどうだったかというと……
曽世さんは当たり前なのだけれどこの前とは全く別人で。
しかし、美しい姿勢と声は相変わらず素敵でした。
中村獅童さん、不気味で繊細でかっこよかった。最後の悪い顔が最高!
『らん』でお世話になった横山さんもご出演されていたのですが、
今までのイメージ(アクションとかアクションとかアクションとか…)とは全く違っていて、
帽子を取るまで気がつかなかった!
主役のラーメンズの方も最後までそうだと分からなかったし、
当たり前の事で怒られそうだけれど、役者さんって、役によって別人になるんですね。

別人といえば、原作とお芝居は別作品というくらい違っているそうです。
芥川賞という大切な自分の作品を、ぶっ壊して新しくしてしまう辻さんの作家魂と才能に脱帽です。
生まれ変わっても私は辻さんのような作家にはなれないだろうなあ。

それから、やっぱり役者さんて凄いなあ~と思いました。
生まれ変わっても私は役者さんにはなれないだろうなあ。

生まれ変わったらアリンコになっているかもしれないので、
いただいた刺激を糧して、命尽きるまで精進していこうと思います。