さて、次の捨て牌、どちらがヒッカケがありそうでしょうか?
注目すべきは5sと1sの切られた順番ですね。麻雀というのはたいていの場合、いらない順番に切られて行きます。
そこで上の捨て牌を見てみると、一番最初に切られていますね。113sとあるところから浮いている字牌をキープして1sを打つ人はほとんどいないと思います。
下はどうでしょうか?結構重要な中張牌である4pよりも後に1sが切られています。これは4pよりも1sの方が必要だったって言うことですね。
ということで、筋ヒッカケがありそうなのは下ということになります。
このように、切られた順番によって筋ヒッカケが怪しいとわかることがあります。ただし、過信もしないほうがいいです。ベタ降りしている時に、2sが止まる程度で信じておくのがいいと思います。
ところで、ヒッカケと言うのは昔は卑怯な行為として扱われていましたが、最近ではそれも無くなってきました。そこで思うのですが、ヒッカケという言い方を変えた方がいいのではないでしょうか?打っている本人はヒッカケるために打っていない時の方が多いと思うんですよね。例えばこんな牌姿の時
そこで私はヒッカケではなく、
筋手なり
と呼ぼうと思います。もっといい呼び方がある方がいましたら教えてください。
それでは、これで!