お久ぶりです、Nikkiです。

長らくブログから離れていました。

不妊治療もお休みしているという事で、好きな物を食べて、好きな物を飲んで、そして一生懸命スポーツに打ち込んでました。クラブ対抗戦などもやって、クラブのみんなの成長や自分の頑張った結果などを出せたりして、達成感みたいのを感じていました。

 

またずっと続けているキッズクラスでも、今年最後のレッスンで試合をして、その中で子供達の成長もみられてとても考え深かったです

照れ子供達のお母さん達と子供達の成長について話す時間もあって、共に成長を喜んだり出来て、改めて子供のクラスをやっていてよかったなと思いました。正直自分の貴重な土曜日の休みにキッズクラスに行くのはとてもしんどい時もありました。特に採卵中や採卵後の落ち込んでる時は、ただただ心を保って、何とかレッスンをこなすのに精一杯でしたあせるそんな辛い時期も乗り越えて、今振り返ってみて、改めてやってよかったなと思います。

 

でもその中でも、不妊治療の事は常に頭の中にありました。がんばってスポーツをしていても、「ああ、こんなに身体を疲れさせたら卵の質が下がるのかな?」と思ったり、仕事をしていても「こんなにがんばって何になるんだろう?虚しいな」と虚無感に襲われたりしました。

不妊治療で受けたトラウマはいつだって簡単に蘇ってくるし、正直がんばりたくないなっと思っていました。というよりも現在進行形で思っています。

 

そんな中、スポーツの今年の練習も終わり、旦那さんと二人で一泊で旅行に行ってきました。雨も降って、霧も出ていて観光するにはかなりの悪条件でしたが、私達はとても楽しくて幸せでした。二人で同中をドライブしている時も、霧で何も見えない景色を笑いながら見ている時も、久しぶりに泊まったホテルにだって感動して、一日中笑って、沢山話して過ごしました。けっして豪華ではない食事も旦那さんと一緒に食べたら、とてもおいしいかったです。小さな幸せを二人で積み重ねて、それを大切に生きていく人生は割と悪くないななんて思いました。

 

そして、その旅行中に不妊治療についても話しました。私は旦那さんに、

 

「不妊治療なんてやらないに越した事ないし、正直結果の出ていない私にとって不妊治療は苦痛だし、今までの治療もお金と時間の無駄だと思っている。」

 

とかなりネガティブな事を言いました。そうしたら旦那さんは、

 

「Nikki。何百年前に生きていたら、Nikkiのその染色体異常があったら子供は出来なかったんだよ。でも今は医療の進歩のおかげで、子供が出来る可能性があるんだよ。それってすごい事じゃない?だから不妊治療は僕らにとっては希望なんだよ。無駄とか言っちゃだめだよ」

 

と冷静に悟してくれました。旦那さんの職場の何人かの年配の先生方は、お子さんがいないそうです。子供が好きで教師になったけど、自分の子供がいない事は辛かったはずだと話してくれました。昔も不妊治療はあったと思いけれど、今のように発展していなかった。そんな中で、わずかな希望があるのなら治療をしていこうと言う旦那さんの言葉はとても私に響きました。

 

不妊治療は”希望’

 

なんか悪くない言葉だなと思いました。正直頑張るのには疲れたので頑張りたくありません。それに私はネガティブな部分も含めて私なので、無理にポジティブマインドになる事にも興味がありません。でもまあ、この不平等でクソみたいな世界に、希望があるのならやってやろうかって卑屈な私は思ったするのです。私にはその位のスタンスが丁度いいななんて思っています。

 

ではまたパー