10ヶ月の内容の濃いカットセミナー
思い返しても得るものばかりだったセミナーでした。
ですが、
ですがですが
僕を苦しめた事が１つだけありました。
それは
【デッサン】
課題のヘアスタイルを見て
デッサンを描いて
カットして
展開図を書く
という流れで進んでいたセミナー
その１つ１つちゃんと意味のある工程で大事なのは分かってるんです
デッサンも描くことによりそのヘアスタイルのフォルム
どこに重さがあってどこに髪の毛が落ちるか
書くことによりそれらを考えるとても重要な作業なんです。
ですが、
昔から僕を知ってくれてる人はご存知のように
【絵がド下手】
なのです。
あの、笑える下手さを通り越して引くやつですね。
なぜ描けないか僕にもわかりません
それで生きてきたから
でも今回のセミナーを経てやはりデッサンもできるようにならないといけないなと思ったのです。
ジャン！！
スケッチブック
なぜこんなものを持っているのか、、
これを買ったのはカットの勉強をしだした23才？くらいの時まで遡ります。
その当時の先輩が
「カットの展開図かけた方がいいよ」
と教えてくれたので書き方を教わることに
ユーモアのある人だったのでちょっとふざけながら教えてくれました。
ですがしっかりと
青い線⇨スタイルのフォルム
緑の線⇨セクション
赤の線⇨引き出す方向
（美容師の人しか分からなくて大丈夫なこと）
を教えてくれて、僕は次の日からやってみることに
1日目
挫折、、、
1日でフォルムすら書けなくて挫折しました、、
3日くらい続かせてほしかったものです、
ですが
展開図の方はワークシートをくれたのでそれをコピーしてせっせと書いてました
こんな感じで
これがあれば頭の形描いてくれてるからまだやりやすい！
だからスタイルを切っては描いてをしてたので展開図だけは
こなしていってました。
そこで止まればよかったのです。
ここから堀田の過ちが始まりました
あの挫折したスケッチブック
あんなもの捨ててしまえばいいものを
何を勘違いしたのか
【デッサン描こう】
と思ってしまったのです
絵が下手だったから上手くなろうと、、、
ヘアカタログをそのまま描こうと
ですが
いざ描いてみると
あのここからは本当にひどいので心臓の弱い方はそっとホームボタン押して下さいね、、、
では！
ピ、
ピカ、、ソ、もびっくり？
あのー奥行きがね、、
空間って平面にどう描いたらいいのでしょう、、
１つ忠告しておきます。
これは近所の子供が書いたのでもなければ僕の幼き日の作品でもありません
正真正銘の大人堀田真一が書いたのです。
くっ
神様は僕にどんな試練を乗り越えさせようとしてるのでしょう。
奥行きとか、表面の髪をどうやって描くか全くわかんないんですよ、、、
そこで単純堀田の出した答えは
表面の髪の色を変えたらいいんじゃね？
無駄なあがき！！
あれですかね？
絵の神様は僕のこと嫌いなんですかね。
本当に言いたいのはこれ書いてる時めちゃくちゃ真剣です。
じゃないと自主的にこんな妖怪を召喚する儀式しませんからね
時には
頭が長くなったり
時には
顔のバランスおかしかったり
ダメだ、、、
涙で前が、、
これを描いてる時期僕にはお付き合いさせてもらってた子がいるんですがその子に聞いてみました
僕「絵とか描ける？」
カノピッピ「上手じゃないけど普通には描けると思うよ」
（なるほど一般人の普通をちょっと確かめよう）
僕「ちょっとこのヘアカタのこのページ描いてくれん？」
ドン
え、うま、、
堀田の普通
一般人の普通
うそやん、、、
一応カノピッピに尋ねました
僕「美大卒とかやったっけ？」
その子は高卒でした、、、
ふふ
どうやらみなさんと堀田では見てる景色が違うらしいです。
みなさんの眼に映る景色はカラフルですか？
大丈夫、僕もカラフルです。
なんというか上手いとか下手とかを通り越した奇跡がおきましたね。
僕に似顔絵描いてほしいって人は言って下さいね、、、
喜んで描きますから
誰か絵のコツとかなんかもっと上手くなる感じの、、、
まぁせっかくなんでもう1回頑張って行きましょうかね
RAGNO
今治市旭町2-2-3