先代 焼肉番長 のブログ

先代 焼肉番長 のブログ

私が勤めた焼肉店での出来事を赤裸々に投稿します。

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配属3日前に寮に入寮するため、実家からの荷物を運んでくれる引越業者の方と、寮長と時間を合わせて寮の前で待ち合わせた。

約束の時間よりやや早め行くと引越業者の方が既に到着し、待っていたので軽く謝り寮長を二人で待った。
約束の時間に遅れて寮長が来た。
「あぁ、君が今日から入寮する人?」
「はい。番長と言います。宜しくお願いします。」
と、挨拶をし、3人で私の住む部屋に行った。

「えぇと、はい。これがこの部屋の鍵ね。」と寮長が鍵をくれた。
貰った鍵で、部屋を開けると不思議な光景があった。

誰か住んでいる??

生活感が漂うというより、むしろ人の家に来たような感じだった。

「あれ?誰か住んでるんですか?」と聞くと、
「当たり前じゃん。先に2人住んでるよ。」と普通の顔で答えて来た。

入社前に寮について詳しく聞いていなかった私が悪いのだが、この会社は3LDKを3人で住むシステムだった。

部屋は別々だが、トイレや風呂は1つしかないし、何よりも、全く知らない人と共同生活は非常に気持ちが悪かった。

引越業者の方も少し不思議そうな顔をしながら荷物の搬入してくれた。
寮長は仕事があるからと、さっさと店に帰って行った。

自分の荷物を全て搬入し、必要な物だけを箱から出し、先住者達に挨拶をした。
特に話す事もなく、本当に挨拶だけで終わってしまい、これからの共同生活を考えると早くも嫌な気分になった。

部屋で煙草を吸い、B店主への挨拶をするため重い気持ちのまま店に行った。


店の従業員専用の入口から店に入ると狭いキッチンが目の前に飛び込んで来た。
キッチンには誰もおらず事務所を覗くと、丸い眼鏡をかけたクッキングパパを角刈りにしたような人が居たB店主だ。

「あ、はじめまして。今度配属になります、番長です。」と挨拶すると、
「おお、君が番長か!よろしくの」とやけに滑舌の悪い挨拶を返してきた。
「この店は夜より昼の方が忙しいんで昼メインで働いてもらうと思う。まぁ、頑張って。」と言われた。
焼肉屋なのに昼に忙しい?どういう事だ?と思いながら、色々と書類を提出したりして寮に帰った。

出勤は朝9時からだそうだ。