2020/01/21  21:05~ 岐阜県中津川市馬籠宿にて撮影

Nikon D810 + Ai AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED      kenkoプロソフトンA使用

ISO12800  f/4  S=15s × 49  (星空用、ソフトフィルター使用)

ISO12800  f/4  S=15s ×  23  (前景用、ソフトフィルターなし)        計72画像    総露出時間 18分

(使用ソフト)Sequator→星空用49画像をコンポジット(星の位置合わせ、加算平均)、ステライメージ7→前景用23画像を加算平均合成、

Adobe Photoshop Lightroom 6 → 周辺減光調整、強調処理(明瞭度調整等)、スポット修正(明瞭度調整)、Elements 14 → 星空用画像と前景用画像のコンポジット

 

 

昨日は夕方から夜半にかけて岐阜県美濃地方、快晴に恵まれました!気象予報を見ても昨夜以外は曇天が続きそうだったので、平日でも撮影を予定し、仕事を定時で終えて即撮影ポイント(上記中津川馬籠宿)に移動、午後8時少し前に到着できました!(嬉しい!((´∀`*))

さっそくポタ赤の準備をして2時間ほど時間をかけて撮影を行いました。いつもの固定撮影+追尾撮影の新星景写真と今回紹介する、星空と景色を自動合成するソフト「Sequator」用の固定画像も撮影してみました!

 

まず今回はその、固定撮影画像から整理してまとめたので紹介していきます。

このSequator というフリーソフトですが、前回も紹介したように無料で強烈なコンポジット能力があって、尚且つ、処理速度も速い!という優れもの。使用方法はこのサイトを参照して下さい。→https://www.photografan.com/basic-knowledge/multiple-exposure-stacking-sequator/

 

僕自身、すでに複数の追尾画像について星の位置合わせ・加算平均などの処理で使っていますが、固定撮影した複数の画像をコンポジットしたことはあまり無かったので、検証する意味でも実行したかったのです。最近では 星ナビ2月号 (以下、表紙に書かれている星空と景色を自動合成とはこのSequatorのことです。)でもSequatorについて特集記事が有ります。ついつい本屋さんで見て買ってしまいましたが、まだ詳しく記事を読んでいません!この辺が僕もいい加減ですね。(笑)僕は、撮影ポイントでお会いしたカメラマンさんからこのソフトのことを聞いて、自分でダウンロード(Sequator155)して使い始めました。

 

 

星ナビ 2月号 (現在 発売中! 特に星ナビ関係者じゃないケド、)

 

 

 

 

 

 

 

それでは、順に追って紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

これは、ソフトフィルターを装着してISO12800の高感度で撮影した元画像のうちの1枚。こうして見ても、なんだかノイズっぽい。でも

これはこれで悪くはないと思いますが・・・・。

この撮影画像を49枚、Sequatorでコンポジットします。

 

 

 

 

 

 

星空部分が緑、地上景色が赤くなって2分割されます。実際はマウス操作で星空部分を指定していきます。難しくありません。

今回の作例は山の稜線(恵那山)で星空と地上前景が分けやすい構図になってますね!

 

 

 

 

 

 

49画像をコンポジットした後の画面。指定したフォルダの中に、再生された画像と同じものが保存されています。楽々です!(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それで、これがSequator で49枚、コンポジットした結果をリサイズしたもの。つるつるでノイズが除去されて綺麗になっていますね!

49枚も重ねた訳ですから~。元はISO12800でもこうなります。いい感じで仕上がりますな~(^^)きちんと星の位置も有っていますし、下の景色とも違和感なく合致しています。賢いソフトです。

 

 

 

 

Sequatorのノイズ低減能力を分かりやすくするため、コンポジット前の元画像とコンポジット後の画像をピクセル等倍にしたのでご覧ください。

以下のようになります。

 

 

 

まずは、処理前の元画像。ざらざらですね。

 

 

 

 

 

 

49画像、コンポジット後の画像。ノイズが無く、ピカピカです!いいね~!(^^)

 

 

という事で、一目瞭然です。

一世代、二世代前のカメラ使っても、最新の機種の撮って出し画像には勝てるカモ!

 

 

 

一応、ここでレタッチ・編集作業は終わってもいいのですが、上の合成後の画像は画面全体にソフトフィルターがかかっているものでした。

僕の場合、昔からソフトフィルターを使う場合は空と地上前景は別撮りして空の部分のみにソフト効果が効くようにしています。今回もソフトフィルターを外して23画像、固定撮影していますので、これらを、今度はステライメージ7でバッチコンポジットしてみました。(いつもやっています。)

 

 

 

 

地上の景色が綺麗にノイズ除去されましたね!ステラはRAWデータを読み込むのに時間がかかるのが少し気になります。

 

 

 

次は、Sequatorでコンポジットした画像をLightroom 6 で簡単に強調処理します。明瞭度を上げてオリオン座や冬の天の川を目立つようにしますが、強調してもびくともしません!多数合成してるので、強調しても粗が出てこないのです。

最後に、この強調した画像とステラで加算平均した画像をElements 14 で山の稜線を境界としてマスク合成して仕上がりです!

この場合は山の稜線できちんと分けることが出来る構図なので合成も比較的簡単でした。

 

 

 

 

 

 

冒頭にアップした完成画像を拡大してみましたが、きちんとなっています。恵那山の輪郭もくっきりしました。

 

 

 

今回のような、「空」 と 「地上前景」 が区分けしやすい構図であるならば、予め固定撮影で短い露光時間(広角で10~15秒位!?)

で複数枚撮って、後で編集するのがいいと思います。昨日はノーマル機D810 で焦点距離20mmでの撮影だったので赤い星雲の強調処理までしませんでしたが、

ひょっとすると、改造機で撮った場合は固定撮影でも新星景のようにエンゼルフィッシュやバーナードループが出てくるかもしれませんね。

 

また、次回、挑戦です。

 

今夜の更新は以上です。