「ま、まさか!・・・こ!・・・元公儀介錯人!・・・お、拝一刀!!」
監督:三隅研次(ミスケン)
主演:若山富三郎(お富さん)
『子連れ狼』というとTVドラマの萬屋錦之助バージョンが有名ですが映像化では、
こちらが最初らしいです。
東宝作品なのに、ヤケに印影の効いた画だなと思ってたら、ほぼ大映のスタッフで
撮ったとのことで、納得。
その中でも、オーバーラップや、お色気シーン、コマのばし、BGMを使った遊び等、
それまで三隅監督が使わない手法が散見され、スタッフの
「今まで見たことのない時代劇を!」
という気概が感じられた。
後、主人公の拝一刀(おがみいっとう・名前からして萌える・笑)が
元・公儀介錯人で妻を殺されたことを機に子連れ浪人となり、敵(カタキ)である
柳生一族と戦っていく、という設定が
知らなかっただけに、大変な萌ポイント!!(笑)
そして、それを演じる若山さんの殺陣が超絶巧く、説得力のある物でした。
結構な段差のある滝から、ひょいと飛び降りたり、乳母車をジャンプで飛び越えたりと
インパクトのあるアクションも見せてくれて、やんや!やんや!でしたww。
やりたい放題やっていたラスボスの親玉が、”介錯人”というキーワードから、
それまでただの子連れの浪人として馬鹿にしてきた男に気付く
ブログ冒頭、赤字のセリフも、芝居がこれ以上ないという程のオーバーアクションで(笑)
ラストシーケンスを盛り上げます!!
最近では「るろうに剣心」が新たな時代劇アクションの可能性を示唆してくれましたが
四半世紀以上前に、こういう作品があったということ、そしてそれを観れたことを
大変嬉しく思えた作品でした。