「服を知る」シリーズ 始めました | 伝統技術を現代のライフスタイルに合わせて発信するプロジェクト  ”ARLNATA” アルルナータ ディレクターの独り言

伝統技術を現代のライフスタイルに合わせて発信するプロジェクト  ”ARLNATA” アルルナータ ディレクターの独り言

約11年に渡るヨーロッパの様々なステージのラグジュアリーブランドを経て日本に帰国し、衰退産業とも言われている日本の伝統技術を今の形で発信するためのプロジェクト”ARLNATA”アルルナータを主催しているディレクターの独り言です。
https://arlnata.com/index.html


 今までのブログへのアクセスを分析すると(分析されているのを見ているだけですが)、思わず熱く語ってしまった記事、それからファッション知識に関する記事、そしてイタリアが覗ける記事に人気があるように思いました。ありがたいことに僕の記事を読んでいただいている方は当然ファッション業界の方もいらっしゃいますが、僕の交友関係上全く関係のない方も多いと思います。ですので、あまり専門的な内容の話ばかりが続くと、関係者でない人にはつまらないと思い、出来る限り専門過ぎないように、もしくは専門的な話になる場合は出来るだけ解説をいれて分かり易く書く事で、洋服が作られる様子も知っていただく事で、洋服により興味を持っていただけるかなと思い、この様な姿勢で書こうと思っています。それに熱い話は毎日出来る物ではありませんし、、、。とにかく、いつも言う事ですが、洋服に関する知識を持てば持つ程(プロアマ関わらず)、良さが理解できるようになりますし、どんな人でも洋服は買う(お金を使う)訳ですから、どうせ払うなら自分で納得した上でいいものにお金を払う方がいいですよね?そういった知識を、僕のまだまだ狭い経験からということになりますが、一つでも提供できればと考えていますし、そういった知識の深い人が増える事が、何よりも作り手の意欲を駆り立てることになるわけですので、ただ洋服を理論的に解くというのは非常に難しい事ではありますが、出来る限りこの姿勢を崩さずに続けて行こうと思っています。


 ファッション業界の人でも分野が色々ありますし、専門が違えば知っている内容も偏ってくると思います。特に僕はアトリエ内で作る側の人間ですので、そういった状況、環境は中で働いている人間でしか判らない所も多いと思いますし、その中にも服を理解するために必要な知識などは結構転がっていたりするものです(例えば布がタテ糸ヨコ糸で出来ているという話、、、、これは実は服が服である原点だなあと最近つくづく思うので、最近特にプッシュしているのです、、)。そういった知識を自分が再点検するという意味もあり、そしてより深めていくということも含めて記事にしようと考えています。

「服を知る」シリーズです。

洋服の良さを考える上で必要な知識や考え方などを独断と偏見で気の向いた時に書こうと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。尚、読者の方からもこんな事を疑問に思っているとか、そこらへんどうなんだ?という様な質問等がありましたら遠慮なくブログのコメント欄に記入して下さい。(お知り合いの方は直接でも)。知らない時は知らないと言いますので、、。


 では次回の第一回目は一般の方でもその存在は間違いなく知っているであろう“コレクション、ファッションショー”の一般的な話を書こうと思っていますので、次回そして今後とも宜しくお願い致します。



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