昨日の朝、毎日のように通っている通勤ルートで、バズーカ(望遠)レンズのカメラを持った数名の人を見かけた。車を停めて聞いてみたところ、カメラの被写体の主は、意外や意外。「渓流の宝石」と呼ばれる「カワセミ」
おもわず「エッッ!」と言って驚いた。そう、渓流の宝石が、こんな町中にいるわけがないと思っていたら、あのブルーの背中の鳥が、目の前を通過していった。
聞くと、樹に隠れている幼鳥に、親鳥がエサの魚を運んでくるところを待っているところだと。

この日は、休日であったが、職場に用事があったので、後ろ髪引かれる思いでその場を後にしたが、昼過ぎに用事を終えてから、急いでその場所へ向かった。

場所は城山湖付近を水源として、相模原市と町田市の境を流れ、南下して最後は江ノ島に注ぐ「境川」。川の両岸には、緑もあるが住宅も建ち並ぶような、街の真ん中を流れる川。

朝の場所から数km上流から、車を停めて、川縁を歩いて探してみるが、主役はなかなか現れない。朝の場所まで下ったところで、ついにブルーとオレンジの鮮やかな色の主役が右岸の樹の枝に留まっているのを発見!
なんとか1枚写真に撮ったところで、警戒されたのかいなくなってしまった。
ズームいっぱいで撮ったが、残念ながらピンボケ・・・が上の1枚。でもなんとか「カワセミらしい」のがわかります。

なんとか、もっと接近して撮りたいと、そこから少し上流に移動・・・

いました いました(^^)v
親鳥から魚を貰って、口にくわえたままの幼鳥。なぜか飲み込もうとしません。
自由に飛ぶことは出来ても、まだエサを採ることができないようで、親鳥をじっとまっているところをじっくりと写真に撮ることができました。バズーカではなく24倍ズームではこれが限界。
しかし、今度は「カワセミ」とハッキリわかる写真が撮れました。
幼鳥ではあっても、姿はもうほとんど成鳥と同じ。宝石と呼ばれるほど実に美しい。
いや~ 昨日はいい発見ができてとても嬉しかった。

家に帰って、ネットで検索してみると、この境川には、橋本付近から町田駅付近まで相当数のカワセミが生息(営巣は別のところかも)しているらしく、知る人ぞ知る・・・ようでした。