
ドラマ版『世界の中心で愛をさけぶ』のロケ地、西伊豆・松崎-ここは関東近県有数のメッキ釣りのメッカ。そしてアマゴの釣り場でもある那賀川と岩科川が流れ込む。
写真の左側(左岸)から河口近くで合流するのが岩科川、右側(右岸)から合流するのが那賀川。この河口付近の2本の川がメッキの好ポイントとなっている・・・

メッキの語源は「メッキが剥がれる」のメッキ。メッキのようにシルバーの魚体をもつ平アジ(ギンガメアジ、カスミアジ、ロウニンアジ)の総称。暖流に乗って南方からやってきて、冬になると寒さで死んでしまう死滅回遊魚で大きくなるとGT(ジャイアントトレバリー)になる。南海のファイターの子どもだけあって、小さくてもファイトは一級品。フライでのメッキ釣りも挑戦してみたいが、超ハイスピードでルアーを引かないとヒットさせられないメッキをフライで釣るのは相当難しい。
まずは、岩科川でグラスミノーに15cmクラスのギンガメアジがヒット。ポッパーにルアーを変えて、最初は、18cmのセイゴ、その次に18cmのギンガメアジ。その後、那賀川に移動してバラシ数尾と17cmと18cmのギンガメアジをキャッチ。今年は、昨年と違い、魚影、型もそこそこで、まずまずの釣果となった。


シイラが興奮すると金色に色が変化してくるが、ギンガメアジも釣り上げるとシルバーから金色に変色してきて、特徴的な縞模様もくっきりと現れてくる。

松崎の街並みの特徴でもある「なまこ壁」。
メッキ釣りに十分満足したところで昼からアマゴ狙いで池代川(那賀川)へ車を走らせた。