5月に行った歌舞伎の話です。

 

丸の内朝大学の歌舞伎探求クラスのフィールドワークで行った「團菊五月大歌舞伎」。

 

初めての歌舞伎は美しくて面白くて、ちょっぴり眠かった(笑)

 

昼の部を観ましたが、どの演目も良かったです。

 

「鵺退治」

鵺と言えば、学生の頃に観たお能でおどろおどろしい不気味なイメージでした。

顔が猿で尾が蛇、胴体が狸で手足が虎という怪鳥なのですが、54年ぶりに上演されたこの鵺はなんと着ぐるみだったのです。

恐ろしい隅取でいかにも悪そうな衣装で現れるのかと思っていたら、着ぐるみ!!

ちょっと可愛かったです。

歌舞伎ではあえてこの手作り感が良いのだとか。

 

「寺子屋」

我が子を身替りに差しだした松王丸の苦悩を思うと心が締め付けられるようでしたが、海老蔵さん演じる松王丸が素晴らしかったです。

寺子屋の子ども達も、甲高い一本調子の声で可愛らしかったです。

 

「十六夜清心」

長い原作のうちの清心と十六夜が心中し、十六夜が白蓮に助けられ、清心も一命を取り止めて強盗殺人をしてしまうという人気の場面。

清心と十六夜が川に身を投げるまでのくだりが長いのです。

男女の機微に疎い私はここで眠くなりました。(ごめんなさい!)

早く飛び込めば良いのにと思いながら眠気と戦っていました。(ごめんなさい!!)

挙げ句の果てに死に切れず強盗殺人とはどうしようもない男だと思いました。

 

「楼門五三桐」

京都の南禅寺の山門を舞台に繰り広げられる石川五右衛門と真柴久吉の出会いが描かれています。

桜が満開の豪華絢爛な舞台でとても美しかったです。

かの有名な「絶景かな、絶景かな」という台詞はこの景色を見た石川五右衛門の台詞だったとは、知りませんでした。

 

観劇の後は、大道具さんの仕事場にも入らせて頂き、六月大歌舞伎の「義経千本桜」の制作風景を見せて頂きました。

またとない機会なので貴重な体験でした。

 

私の初めての歌舞伎鑑賞は大満足に終わりました。

また行きたいなぁ。何度も行こうと思うと今度はもう少しお手頃価格のお席で良いので(^^;