「山口小夜子 未来を着る人」行ってきました~


美しい資生堂のポスターや、写真と文字たっぷりの図録でほくほく

「着る」ということの意味を追いかけていた山口小夜子さん。
展示されていたご本人の言葉をみていると、
モデル時代はその服の意味を問い、
舞台やブランドのモデル時代ではその商品、世界観の意味を追い、
そして「着る」対象を、
洋服だけではなく身のまわりのものすべてへと広げていった人
…という印象を持ちました。
どちらかというと、着る人、というよりも「着こなす人」ってかんじです。
着る対象の意味を問う行為そのものが、
彼女にとってはコミュニケーションだったのではないかな。
なんか「意味を問う」ところが水性っぽ~い

案の定水性の星がありました。しかも二つ。
場所は自分自身を表す中心と、社会の場・同僚を表す東でした。
数々のプロとの仕事で火花を散らしてたのかな。
「着る」意味を問い続けた方が、
最後には亡くなって「着る」必要がなくなってしまう、というのも不思議ではありますが、
もしかしたらそれは、周りの人間を着る、という新たな挑戦なのかもしれませんね。