画像はオイル交換後です。綺麗ですねー
ではオイルに関してウンチク
まずオイルの作用から

1 冷却作用 2潤滑作用 3清浄作用 4密封性 5衝撃緩衝 6 防錆作用 7酸性中和作用 があります。そしてオイルグレードが高く純度の高い方から順に SN 合成油 SM 部分合成油 SL 鉱物油 の主に3種類。オイル表示は例=5-W30

左の5は低温時の粘度 Wの右の30は高温時の粘度 ミラなど軽使用の0-W20はサラサラだという事です。

では何を入れたら良いのか?良いオイルを入れたらエンジンの性能が変わるのか?出費を抑えるために安いオイルにしても性能に問題がないのかと悩みますよね。結論は「純正品もしくは純正品相当のものを推奨距離やその期間で交換する」です、オイルフィルターの適切な交換も忘れずにおこなってください。

値段ですが修理などはデーラーは一般のモータースに比べて高めで安くはありませんがオイル交換に関してはあまり料金に差はありません

使用しているオイルそのものも純度も高く添加物も基準値で配合しているので、値段の高いオイルを無理に使用して、それで得られる恩恵は少ないのです。ならば純正品の適したものを教育を受けた整備士さんにしてもらった方が安心です。

では高いオイルとは?となりますよね

値段が高いオイルとは純度が高い合成油で高温時でも潤滑作用や清浄作用が落ちないように添加剤が基準値以上に配合されているオイルです。オイルは添加剤が大きく性能に作用します。

オイルの洗浄作用とはオイルがエンジン内の汚れを洗浄するのではなく添加剤が汚れをエンジン内の付着をするのを防ぎ、汚れをオイルと共にオイルフィルターに運ぶ作用のことをいいます。オイルに配合されている添加剤は使うほど減っていきますので適切なオイル交換をしないとこの洗浄作用や高負荷時に潤滑作用をしてくれないので適切なオイル交換をしないとエンジンにダメージを与えることになります。安いオイルは純度も低く、添加剤も少ないので安いオイルのいいところは安い事だけですね。