「ねじれスギ」
木の幹が、螺旋状にねじれた杉の木です。
「ねじれスギ」と、名付けます~(  ̄ー ̄)ノ
「ねじれスギ」は、瀧原宮の参道にあります。
この杉以外の周りの杉は、このようにねじれていることは、ありません。
何故、ねじれているのか、その理由は、良く解っていません。
瀧原宮が、中央構造線の上にあることから、いわゆるゼロ磁場の影響かもと、噂されています。
そこで!「ねじれスギ」の周囲の方位磁石の動きを確認しました。
少し、磁針の動きが不安定でしたが、グルグル回るようなことは無く、この地点がゼロ磁場かどうかは、分からず終いでした。
※ ゼロ磁場で注目を集めている分杭峠でも、方位磁石がグルグル回るようなことは無いそうです。
「ねじれスギ」の現象解明は、まだ先になりそうです。
■ 瀧原宮
瀧原宮、瀧原竝宮は、ともに皇大神宮(内宮)の別宮で、「大神の遙宮(とおのみや)」と言われています。
二宮並んで奉斎されているのは、皇大神宮と荒祭宮の関係と同様に、和御魂を瀧原宮にお祀りし、荒御魂を瀧原竝宮にお祀りしていると考えられています。
■ ゼロ磁場
ゼロ磁場とは、N極とS極の磁気がお互いに打ち消しあいつつも磁力の高低の変動が大きく、全体的にはゼロに近くて磁気の低い状態を保っている場所のことをいうそうです。
ゼロなので何もないということではなく、大きな磁力が互いに押し合い、NとSの力が拮抗して、磁力が無くなって見える状態のことらしいです。
■ 中央構造線
構造線とは、大規模な断層をいうそうです。
中央構造線とは、西南日本の内帯と外帯とを分ける巨大な断層をいいます。
諏訪湖南方から始まり、赤石山脈西方、紀伊半島、四国を経て、九州西部八代(やつしろ)まで達するとのことです。
■ 引用
・お伊勢さん125社めぐり (伊勢文化社)
・佐々木茂美 著 『「みえないもの」を科学する』 (サンマーク出版)
・日本大百科全書(小学館)
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