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「小網倉浜の漁港の様子」

牡鹿半島の漁港の様子を紹介します。

訪問日:2011年7月23日~30日
場所:小網倉浜、鹿立浜、小渕浜

現在の様子:
漁港に残った建物は、鉄筋の頑丈な建物がそれぞれ1つずつのみ。
残った建物も、中は激しく損傷していました。
漁港とその周辺は、津波により何も無い状況です。
岸壁は、いずれも1メートル近く沈下し、満潮時には、冠水します。

インフラの現状:
トイレは、仮説のトイレが1基~4基が設置されていました。
電気と水道は、まだ復旧してないようです。
携帯電話は通じますが、電話回線は、工事の最中でした。

また、2日に1回くらいの頻度で、震度3~5くらいの地震がまだまだ発生していました。

捜索活動:
行方不明者の捜索活動(遺体捜索)は、今も続けられています。
2人ずつ警官がチームを作り、海岸沿いを巡回しています。

震災時の状況:
いずれの浜もリアス式海岸の入り江で、地震発生後、20分ほどで10~13メートルの津波が到達したとされます。
牡鹿半島は、震源に最も近く、最大の犠牲者を出した地区の一つです。

牡鹿半島のボランティア:
牡鹿半島のボランティア活動は、四万十塾が中心となり行なわれています。
その活動報告も確認お願いします。
http://40010.net/modules/tinyd4/index.php?id=9
復旧のために、まだまだ多くのボランティアの力が必要な状況です。