気まぐれ素キップ-Image3171.jpg

両手に抱えきれない愛を
君に届けにきたけれど

君の靴下にはもう
入りきらない贈り物が…

僕は、遅れてきたサンタクロース

煙突のすき間から、
君が気付かないだけの愛を贈るよ

もうすぐ雪が溶けて、あの頂きが薄紅のツツジに包まれます

人里離れて咲くその花を
君に見せてあげたい…
だから、その花の姿をつづります

春には春を届けるよ
そっと…

両手に抱えきれない愛を
君に届けにきたけれど

君の靴下には愛があふれ
入りきらない僕の思い…

僕は、遅れてきたサンタクロース

せめて贈り物のすき間に、
人知れず咲く可憐な花の詩を入れよう

………

今日は、かなさん(まなかなの…)の誕生日なので、かなさんに詩を書きました…
一番だけの詩を…
冬だけど春の詩を

春には、二番を

夏には、三番を

そして、秋に四番を

クリスマスの歌を

ただ贈るだけの詩があっても
きっと良いよね…

「遅れてきたサンタクロース」が、どんな詩をつづるのか?

それはまだわかりませんが…