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同棲開始


随分ブログを放置してしまいました…。

体調がなかなか良くならず、ブログを書く気分にもなれませんでした。

アメンバー登録して下さった皆さん、申し訳ありませんでしたm(__)m

今日から『繋がる』の続きを書きますね。




その日から、彼は彼女との部屋に帰らなくなった。


お互いの仕事以外の時間は、常に2人一緒にいた。


だけど、まだ私達は付き合っている訳ではなかった。


彼と一緒に住んでいた女性が、別れる事に納得してくれていなかったし、


それに、彼はちゃんと『付き合おう』と言ってない間は、


付き合っているとは見なさない、と前から言っていたから…。


不安だったけど、一緒にいれるだけで満足だった。



その頃、うちの家は姉が彼氏と住みだしたので、私は母と2人暮らし。


なので、彼を家に泊める訳にもいかず、


毎日ホテルに泊まり、着替えにだけ家に帰る。


そんな生活を一ヶ月過ごした頃、





『お前を誰にも渡したくないけん、ちゃんと付き合おう』と言ってくれた。



普通に考えると、今更?やっと?って感じなんだろうけど、





彼は、『彼女とのケジメをきちんと着けたけん、やっと言えた…』と、嬉しそうに言ってくれた。



それから、2人で新しく部屋を借りる相談をし始めた。

(一ヶ月のホテル代だけで、30万円以上もかかってたからね…)


だけど、その頃うちの母親の心配と怒りも頂点に…。



今考えてみれば、娘がプチ家出と言うか、


どこのどいつか分からない男に連れ回されてる様にしか親からは思えない状態。


そんな事をいつまでも、親が許すはずもない。



彼に、その事を話すと、


『お母さんにちゃんと挨拶する。3人で飯食いに行こう。』



それを母に伝えると…、敵は恐ろしく図々しい事を言ってのけた。


「とりあえず会ってもいいけど…。私は、蟹じゃないとイヤって言っとっいてね。」



初対面の、しかも怒っているはずの相手に、高い食い物をたかるなんて…。




自分の親の図々しさに度肝を抜かれながら、彼に伝えると、


『一番高いコース予約しとけ』となんだか張り切っていた。





そして、母と彼の体面の日…。



私は、朝から尋常じゃない程ソワソワ。





もし、付き合いを反対されたら、完璧に家出してやる!と思っていたけど、


やっぱり、反対されず円満な関係を築く方向性で…と思いながら、


母親の顔色を窺いながらの[Wながら]で、待ち合わせの蟹専門店へ…。



いよいよ体面の時…。



彼は、爽やかな笑顔で
『初めまして』

そして、キリッとした顔に変わり『お母さん、心配しとったでしょ?本当にすいませんでした。』と言った。



母は、もっとチャラい男を想像していたらしく、拍子抜けした様だった。


そして、母待望の蟹がテーブルに並び、母の機嫌は上がりまくり。


彼が、オバチャマ受けのいい人だったのも功を奏して、いつの間にか母は彼を気に入っている様だったた。


(もちろん、この時私も母も実家の仕事をしていると思っていました。)


思ったより和やかなムードに、私は胸を撫で下ろしした。



そして、いよいよ本題に入る事に…。


彼が『娘さんと、新しく部屋を借りて2人で一緒に住みたいと思ってます。』と言った。


母の反応にドキドキしていた…。


やっぱり反対?どうなの?心臓に悪いっ!


そして、母がしばらく考えた後、口を開いた…。





『いいよ♪でも、新しく部屋借りたら敷金とか勿体ないやん。どうせ、姉ちゃんがいなくなって部屋が余ってるんだから、ウチに住めば?私も、いきなり一人になったら寂しいし…。』と言った。


『エーッ?!』私は店中に響き渡る様な大声で叫んでいた。


彼も、母の『一人になっら…』の言葉にほだされたのか、

『いいんですか?本当にいいんですか?じゃあ、2~3日の間に荷物運び込んでいいですか?』と言い出す始末。


私の口からは『エーッ?!』の言葉しか出てこないし、

いつの間にか、母と彼だけで打ち合わせが行われ、私の事はガン無視でした(泣)



そして、その日はおとなしく自宅に帰った私に母は、

『優しいし、人懐っこいいい男やん!次は、焼肉ね(笑)』と、また図々しい事を言ってのけた。



その後、彼と電話で話しながら『本当にいいと?』と聞くと、

『俺は、母ちゃんが中学の時に失踪したけん、逆に嬉しかったぜ!』と言ってくれた。


本当に嬉しかった。

一人じゃないんだと実感した。

その2日後、彼は荷物を持ってウチにやって来た。


こうして、私達の同棲生活は始まったのでした。

弱り目に祟り目

何日か、放置しておりました…。

体が言う事をきいてくれませんでした(;_;)


先週の土曜日、お客さんとアフターでカラオケに行って帰ろうとしていたら、


後ろから走って駆け降りて来た女の子に激突され、階段落下(T_T)

腰を階段の角で強打してしまいました(;_;)


その時は、すごく痛かったけど、ただの打撲だと思って必死に謝る女の子に

『大丈夫だから気にしなくていいよ』と言って帰して、


ヨタヨタしながら私も帰宅。


しか~しっ、帰ってトイレに行くと血尿が…w(゚o゚)w


最初は、膀胱炎かと思い、家にあった抗生物質を飲んだけど治まらない。


腰の痛みも湿布を貼っていたけど、軽減無し(-.-;)


こりゃおかしいと、月曜日に病院に行ってみると…、


なんと、打ち所が悪かったのか強打し過ぎたのか、腎臓が破れておりました(;_;)


この前、退院したばかりなのに…。


こういうのを、弱り目に祟り目って言うんでしょうね(;_;)


もう少し体の調子が良くなったら、続き書きます。

繋がる

『出会い』の続きです。





出会って一ヶ月…。


その頃には、夕方になると彼が迎えに来てくれ、

いつもの4人で食事をして、私と友達は仕事に…。

そして、彼等が店にラスト1時間前に飲みに来て、

また4人で遊ぶのが、毎日の事になっていた。




でも、私は彼が何の仕事をしているか知らなかった。

まだ若い彼らが、何故そんなに自由がきいて、

お金にゆとりがあるのか不思議でならず、

彼に仕事の事を聞いてみた。

その時は私をビビらせてはいけないと思ったのか、

自営業だから、時間にも金銭的にもゆとりがあると言っていた。

世間知らずだった私は、それを素直に信じていた。




その当時、私が住んでいた家の近くにホテル街があった。

右に曲がると私の家、まっすぐ行くとホテル街。

タクシーで送ってもらいながら、彼はまっすぐ行こうと言う、私は家に帰ると言う。

毎日、その攻防戦を2人で楽しんでいた。




彼に惹かれていたものの、彼はすごく女の子にモテていたし、

すごく遊び慣れていそうで、弄ばれるんじゃないか…、

そう思うと一歩が踏み出せなかった。

こうやって、じゃれ合っているのがちょうどいいと思っていた。





ある日、珍しく彼が店に来なかった。

不思議に思いながら、いつもの友達と久し振りに

2人で食事に行こうとしていると彼から携帯が鳴った。



彼は酔っていた…。



『誰にも内緒で、二人だけで会いたいけん、近くの店で飲んどうけん来てくれんや…?』


でも、私は「友達に嘘をつききらんけん、ごめんね」と言って断ってしまった。




自分で断ったくせに、彼の事が気になって仕方がない。

かと言って、友達に嘘をつくのも嫌だし…。

食事に行く気分でもなくなって、帰る為にタクシーに乗った。




だけど、そんな日に限って渋滞で車が全く進まない。

もう、頭の中は彼の事でいっぱいだった。

そして、今行かなかったら彼に二度と会えない様な気がした…。




その考えが過ぎった瞬間、タクシーを降りて、

彼のいる店へ走っていた。



体がもう勝手に動いていた…。




全速力で、息を切らしながら店に飛び込んで来た 私を見つけて、

彼は、とても嬉しそうだけど少し泣きそうな顔をしながら、



『もう、来んかと思っとった』と言った。



本当は思いっきり甘えたり、素直になりたいと思っているのに、

意地っ張りな性格が災いして、私の口から出たセリフは、



「珍しい事言うけんやん。仕方ないけん来てあげたよ」



彼は、そんな私の性格を解っていたのか、

『おぉ、すまんね』と笑った。




それから、今まで話してくれていなかった話をしてくれた。




実は、彼女と一緒に住んでいる事。

そして、彼には離婚歴があって子供が一人いて、

今日が、その子の1歳の誕生日で会いに行ったけど、

子供の顔を見ると、自分達の勝手で子供に片親の生活をさせている事に申し訳なさを感じたらしい。


やり切れなくて、今日だけは一人でいたい…。

今日は、いつもの様に楽しい酒になりそうになかったから…。

弱い自分を人に見せたくなかったから…。


なのに、今の彼女では無く、私の顔が浮かんできて思わず電話してしまったと…。



全て話し終わった後に、

『俺ずるかろ?女がおる事とか色んな事隠しとったけん…。』

『今日、会えんかったら、もう会うのやめようと思いよった。』



そう言った彼に、やっぱり素直になれない私は、


「何で?別に、付き合いよう訳やないけん、全然気にせんでいいやん」



本当は、離婚歴はともかく、彼女がいた事にショックを受けていたのに、

全力で泣きそうなのを堪えて笑いながら言った。



だけど、その気持ちは私の表情に出てしまっていたんだろう…。



彼が、いきなり私を引き寄せて抱きしめた。



彼に、自分の気持ちが伝わってしまった今、もう感情を抑える事が出来なかった。





この瞬間、本当の意味で私達は始まったんだった。







彼の職業という、最大の隠し事を残したまま…。