もうロクナナオブセッションを開いてくださった方はご存知の、

996.1 ARENA REDとの1枚です。

見事なカラーのいいクルマです。

さて、先日はここ横浜にも雪が降り、見慣れた景色があっという間に別世界になりました。

ポルシェショップももうポルシェどころではなく、ただただ雪景色に圧倒されていました。

おそらく、ご自慢のポルシェも冬眠中であろう雪国からも、ロクナナオブセッションのご注文を結構いただいています。

ありがとうございます。

マガジンのネット販売をはじめさせていただいてから、都道府県別にクルマ文化の温度差が見えてきて非常に興味深いです。

現在のところ、やはり東京都内からのご注文がダントツで、続いて神奈川県。

西は大阪府、トヨタ自動車のお膝元・愛知県もやはりクルマ好きが多いみたいですね。

 

 

 

なんか、

内装がベタついてきた・・・

 

なんか、

いろいろネチャっとしてきた・・・

 

あれ、

よく見たら内装にキズが増えてきた・・・

 

うわ、

天井の布張りがだら~んと垂れてきた・・・

 

 

そう、

加水分解とは、水分、湿気、熱、時間によって、車内ゴムや樹脂、ウレタン素材や表面コーティングが劣化、崩壊していく現象のことです。

 

上質な質感を出すためのソフトタッチ素材を用いるポルシェだから弱いということではありません。が、欧州の風土で設計された車が日本の高温多湿の気候条件に敗北してしまうというケースは多々あります。

 

たとえば、

乗降時に足が触れるこのスカッフプレート。

 

ここ、じつは友人、恋人、家族が乗り降りする時に一番見られちゃってるところなんですよー。助手席に乗る人って意外とキョロキョロ見てるんですよね、〝内装〟を!

そんなスカッフプレートも加水分解でこんなヨボヨボの肌質になってしまうんです。助手席に乗せてもらう人は、「くたびれてるなー、このクルマ・・・」と心で呟いていることでしょう・・・😞

 

 

こうなってしまったら、

加水分解で劣化してしまったベトベトを特別な溶剤で下処理します。

 

 

ベトベトがみるみる剥け落ちていきます。

 

 

ビフォー・アフター写真ですが、決して簡単な作業ではありません。溶剤は使い方を間違えるとプラスチックも溶かしちゃうので、もちろん知識がない人にはできませんし、物理的に時間を要する丁寧な仕事が求められます。そして、これは新品に交換したところでクリアできる課題ではありません。いずれまた、同じ道をたどることになります。つまり、新車時とは違う施工が求められているということです。

 

車は湿気から逃れられません。雨、洗車、結露、温度差で必ず水分が入り込む構造になっています。

 

動かさなくても、いや、むしろ低走行、長期保管のほうが湿気がこもりやすく、「大事に保管してきたのにベタベタになってしまった」というケースがよくあります。

 

主だってヤレてしまうのは、ダッシュボード、スカッフプレート、センターコンソールはもちろん、特に内装パーツ、配線被覆、ゴムブッシュ内部など、ここらへんは乾ききりません。走行して停車して、夜がきて朝になって、熱と冷却を何度も繰り返し、分子レベルで疲労破壊はきてしまいます。

 

ポルシェは頑丈につくられていますが、他メーカー同様に消耗品ゼロの工業製品ではなく、時間と環境の影響を受けながらつきあっていくクルマです。加水分解で起こる現象は、日本でポルシェを所有する以上、知っておきたい前提知識の一つです。

 

ポルシェはまだいいほうです。フェラーリF355の内装のベタつきなんてかなり有名ですよね? 触感重視のラバー系塗装は正直、日本の気候はキツイです。カラリと爽やかな海外旅行から帰国した時のあの、どんより覆いかぶさってくるような日本の湿気、まるでサウナです。それだけ気候が違うのですから、クルマの部品がへたってしまうのも頷けますよね。

 

では、対処や予防はできるか?

 

2000年代当時の状態でのパーツの加水分解を完全に防ぐことは、ほぼ不可能です。

  • 屋内・屋根つき保管(湿気管理)

  • 直射日光を避ける

  • 定期的に走る

  • 強いケミカル剤を使わない

こうしたことで、進行を遅らせることは可能です。

が、それも焼け石に水…すでに症状が出ている場合は、

  • 再塗装

  • 部品交換

といった方法で対応します。この加水分解は目に見えた時点で内部はもうかなり進行しているといっても過言ではありません。加水分解はクリーニングではもとに戻らない化学反応なので、従来では修理=部品交換となります。

 

しかし、繰り返しますが、これは新品に交換したところでクリアできる課題ではありません。いずれまた、同じ道をたどることになるんです(笑)。つまり、新車時とは違う施工が求められているということです!

 

ということは、

高度な技術を要する塗装施工しかありません。

 

以下が私たちS-LINE AGが施した独自の塗装事例の一部をご紹介します。


カレラレッドオールレザーインテリアの987.2のボクスターも、センターコンソールは加水分解でだいぶくたびれた状態でやってきました。

 

 

センターコンソールを当時の純正オプションでもあったカラードの状態、ボディ同色のシルバーにアレンジしてみました。

 

 

もちろん、オリジナルのようなつや消しのマットな質感にも仕上げられますが、ここはクルマの魅力を最大限に引き出すためのこだわりを入れてみました。

 

シルバー センターコンソール✕ カレラレッドインテリアの見事な配色に仕上げました。

 

 

ご覧ください。このコントラスト。

これこそクラシックポルシェ、ロクナナが追い求める領域ではないでしょうか。

 

ロクナナポルシェは本当にいいクルマだと思います。

職人の確かな知見と熟練の手仕事で、名車に生まれ変わります。

 

 

ロクナナポルシェはまだまだこれからを走りたがっています。

あきらめないで、まずはS-LINE AGに相談してください。

 

 

 

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高性能の証、ポルシェの赤キャリパー。

カッコいいですよね!

 

一番地面に近いところで砂塵や泥水をかぶり、その制動力の代償として被るブレーキダストにまみれ、摩擦熱に耐え、過酷な環境下にさらされながら働いてくれるブレーキキャリパー。部位が部位だけに激しく劣化し、色あせてしまったままの状態のものをよく見かけます。それは赤でも黒でもシルバーでも、どんな色でも同じです。

 

※車両 996.1 GT3 クラブスポーツ

 

 

ちなみに、

 

赤は上位グレードのキャリパーで、GT3、GT2、Turbo、4Sに標準装備されています。

黒はその他のベースグレードに用いられ、シルバーはカレラ4の四駆モデルに採用されています。特殊なオプションですと、PCCB(ポルシェセラミックコンポジットブレーキ)で黄色が採用されています。キャリパーの色を見れば自ずとそのポルシェの特性がわかります。

 

ポルシェマニアの方はすでにご存知かと思いますが、ポルシェのブレーキはアルミ削り出しのモノブロック・対抗ピストンキャリパー(4ポッドではピストンが左右2つずつ)が基本思想です。剛性が非常に高く、踏力がダイレクトに効いて、キャリパーのたわみが少なくペダルタッチが安定しているのが長所です。いわゆる乗用車の2ピースの分割式キャリパーとはここがはっきり違っています。

 

 

オシャレはまず足元から。

 

人も靴がきれいなだけで全体のオシャレ度がUPして見えるといわれますが、ポルシェにもそっくりそのままのことが言えると思います。

 

オシャレもそうですが、クルマはナルホドやはり、じつは足元が一番見られているんです。速いクルマのエンジンって気になりますよね。じゃあ、そのパワーを制御するブレーキはどうなんだ、足回りはどうなんだ、って一般的な人たちも思うのが自然です。

 

「ポルシェのブレーキは宇宙一効く」

 

って聞いたことありませんか?

ポルシェのマーケティングもしっかりブレーキから宣伝しています。

 

 

 

そんなブレーキキャリパーにどういう処置を施すか。

 

S-LINE AGのペイントは特別な仕掛けがあります。

ヨソのノウハウではできない独自の技術があります。

 

ブレーキダスト、オイルをまずは厳選した溶剤でしっかり洗浄します。

ここがうまくできないと汚れどころの問題ではなく、元のペイント色まで剥がれ落ちてしまいます。

 

さらに、肝心の「PORSCHE」の文字を削ってしまったり、塗りつぶしてしまったり、そんな失敗作もたくさん見てきました。ひと目に「塗装しちゃったな」とわかっちゃうようなごまかしリペイントを「無粋」と思うのは私たちS-LINE AGだけでしょうか。ロクナナポルシェの哲学から大きくハズレてしまうようで、なにか残念な気持になってしまいます。

 

 

「どうにかしてください(T_T)」

 

と、他工場で失敗したものをこちらで修復することも、じつはよくあります。

 

そういう依頼があったら?

 

S-LINE AGなら復元できます。

「PORSCHE」の文字まで限りなく純正に近い状態に仕上げることが可能です。また、その文字が剥がれ落ちるようなこともありません。

 

 

 

復元じゃなくて、ボディに合わせたオリジナルカラーにキャリパーをアレンジしてみたい?

 

大丈夫。S-LINE AGならどんな色にでも仕上げます。

色で愛車をパーソナライズするポルシェ現行車の特別オーダー、PTS(Paint to sample)を、あなたのクラシックポルシェにも施すことが可能です。

 

 

どうです?

20年以上前(2026年現在)に販売されて、20年以上走ってきたクルマの足回りに見えますか?

 

 

私たちS-LINE AGがこだわるポルシェ初代水冷モデル996,997,986,987は、まだまだ生まれ変われます。まだまだ走れます。

 

ポルシェ6系7系(996,997,986,987)ロクナナポルシェ

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